住みたい街でランキング上位の吉祥寺、恵比寿、横浜などは誰もが憧れる街ですね。
そんな人気の街も、特に今後起こるであろう地震災害の安全性という観点からみたらどうでしょうか?
今後30年以内に70%の確率で発生する首都直下地震といわれて、もうすでに4〜5年たっていますが、ますは住みたい街ランキングで、上位の街を地盤や災害対応というポイントで、見てみたいと思います。
地盤を確認してみよう
『地盤サポートマップ』のWEBサイトで「地耐力」「地震時の揺れやすさ」を調べてみました。
地耐力
- 緑色の○:やや強い地盤
- 青色の○:普通の地盤
- 桃色の○:弱い地盤
地震時の揺れやすさ
揺れ具合:黄色 < 赤 < 茶色 (マップのべースカラー)
吉祥寺周辺はこんな感じで、普通の地盤とやや強い地盤が多く、地震時点の揺れやすさも、それほどではないようです。
恵比寿周辺ではこんな感じで、弱い地盤が多く、普通の地盤とやや強い地盤は少ないようで、揺れやすさは吉祥寺より揺れそうです。
横浜周辺はこんな感じで、比較的大きな塊で、弱い地盤と普通の地盤に分かれているようです。
地震時の揺れやすさは、地盤にもよりますが、海の近くということもあり、揺れやすくなっているようです。
また、それぞれのエリアにおいて、右のような細かな情報も、指定したポイントで収集できます。
こんなデータがあれば、土地の購入や引っ越し時にも役立ちます。
『地盤サポートマップ』アプリで簡単に調べてみよう
前述の情報はWEBサイトでしたが、アプリでも同じ情報を取得でき、選んだ地点の地盤・防災・生活情報を確認することができます。
調べることの出来る情報は以下のとおりです。
地盤情報
- 地耐力
- 地質図(産総研シームレス地質図)
- 微地形区分図
- 土地条件図
- 治水地形分類図
- 旧版地形図
防災情報
- 地震時の揺れやすさ
- 液状化の可能性
- その他活断層帯
- 主要活断層帯
- 浸水想定区域
- 土砂災害危険箇所
- 地震の発生確率(震度5弱以上)
- 地震の発生確率(震度6弱以上)
- 避難施設
さらに、以下の生活関連情報も地図上で確認することができます。
- 一日平均駅乗降客数
- 小学校区
- 中学校区
- 都市公園
- 医療施設
- バス停留所
- 用途地域
また、航空写真や背景の地図も以下のものをみることができます。
航空写真
- 1945~1950年
- 1961~1964年
- 1974~1978年
- 1979~1983年
- 1984~1986年
- 1988~1990年
- 最新
背景地図
- 地理院 標準地図
- 地理院 淡色地図
- 地理院 色別標高図
- Open Street Map
- Google マップ
- Google Terrain
- Google 航空写真
- Google Hybrid
これらの情報があれば、地盤の状況や自然災害のリスク、さらには暮らしに役立つ生活情報も、スマホで簡単に確認することができます。
ダウンロード
まとめ
『地盤サポートマップ』アプリで、住みたい街や、土地購入の際に地盤や、周辺情報を調べてみよう。
調べることの出来る情報は以下のとおりです。
地盤情報としては、「地耐力」や「地質図(産総研シームレス地質図)」など
防災情報としては、「地震時の揺れやすさ」や「液状化の可能性」など
が確認できます。
さらに、生活関連情報(最寄り駅の一日平均駅乗降客数、学校区、バス停など)
また、航空写真(1945〜最新)や背景(地理院やGoogle マップ等)の地図
もみることができます。
これらの情報があれば、地盤の状況や自然災害のリスク、さらには暮らしに役立つ生活情報も、スマホで簡単に確認することができます。
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この地盤サポートマップを利用すると、住みたい街や、土地を選ぶ際に具体的なデータを簡単に確認することができますので、後でしまったとなることが少ないでしょう。
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