かんたんスタートBOX が点滅で操作不能に…Windows10 アップデート後から？

家族のパソコンの出来事です。

最近 Windows10 のアップデートをしたら、通常のメニューを表示しようとすると、まるで入れ替わるように今まで見たことのない「かんたんスタートBOX」なるメニュー画面が出たり消えたりと点滅状態になり、殆ど操作不能になってしまいました。

しかし、多少はマウスカーソルも動きますので、ちょっとしたタイミングを狙って、この「かんたんスタートBOX」なるものを停止させようと、タスクバーのアイコンを右クリックしたりいろいろ試しましたが、フリーズと言えるようなビジー状態なので、遅々として進みませんでした。

この「かんたんスタートBOX」って、いつインストールされた……と思い調べてみました。

事の顛末

Lenovo 製パソコンの2014年以降に発売されている G50（Windows8.1）、B40（Windows8.1）などの一部製品で、Windows10 にアップグレードした後、プリインストールされている「かんたんスタートBOX」において、問題を起こすことがあるようです。

そして、家のケースですが、Windows10 にアップグレードした時は、特に問題がありませんでした。

しかし、その後何年か過ぎてからのアップデートで、この問題が発生してしまいパソコンが操作不能な状態に陥ってしまいました。

最終的な処理の問題もあるので、一度「かんたんスタートBOX」について、触れておきます。

このアプリケーションは、Baidu 社提供のアプリケーションであり、いままで存在に気が付きませんでした（使ってもいませんでした）。

ちなみに、「かんたんスタートBOX」は、Windows10には対応していないとのことです。

「かんたんスタートBOX」をアンインストールするだけです。

やることは単純なのですが、完全フリーズではないものの反応が遅くて、設定画面へのアクセスやアンインストールできる状況まで行き着きません。

仕方がないので、セーフモードにしてからアンインストールすることにしました。

パソコンを再起動させる時にセーフモードに設定できるので、一度作業ができるようにするためにサインアウトか電源を落としたいと思います。

実際には、「Ctrl」+「Alt」+「Del」などを散々試しましたが、ダメだったので、HDDが動いていないタイミングで電源ボタンの長押しによる停止を行ないました（普通はやらない方が良い）。

一旦起動させてから、セーフモードにするための再起動を行ないます。

パソコンが起動し Windows サインイン画面がでたら、「Shift」キーを押しながら画面右下の「電源」ボタンをクリックし、出てきた「再起動」をクリックし、画面が切り替わるまで「Shift」キーを押し続けます。

再びパソコンが再起動したら、「オプションの選択」画面から、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→右下にある「再起動」ボタンの順に選択します。

出てきた画面で、「セーフモードを有効」を選択すると再起動して、普通にサインインすればセーフモードになります。

画面四隅に「セーフモード」と表示されます。

この後は、タスクバーにあるWindowsのメニューマークからメニューを開いて、「設定」を選択し「アプリ」の項目を開きます。

開いた画面の「アプリと機能」にある「かんたんスタートBOX」からアンインストールすることができます。

※Lenovo社の情報やマイクロソフト社の情報を調べて、実際に自分で行った方法を記載していますが、この記事を参考にして対処される方は、自己責任でお願いします。

処理が終わったら普通に再起動すれば、当然ですが「かんたんスタートBOX」がなくなって普通に使えました。

ここは余談ですが、エクスプローラーから「Program Fils(x86)」にあった「Baidu」のディレクトリも直接削除して、スッキリさせました（「Baidu」のアプリなども他に使用していない）。

「かんたんスタートBOX」が点滅状態で操作不能…対処方法

「かんたんスタートBOX」をアンインストールするだけですが……

セーフモードで起動すると「かんたんスタートBOX」は起動せず、点滅も起きません。

「設定」から「アプリ」画面、そして「アプリと機能」にある「かんたんスタートBOX」からアンインストール。

処理が終わったら、普通に再起動すれば良いだけです。