Xubuntu 18.04 LTS(Bionic Beaver)は、軽量・高速なデスクトップ環境を目指しており、Ubuntu コミュニティーから公式に派生したディストリビューションで、Xfceデスクトップ環境を採用しています。
そして、名称も「Xfce + Ubuntu」ということで「Xubuntu」となっています。
また、軽量のUbuntuということですと、Lubuntu か Xubuntu かと迷うかと思いますので、そのあたりも比べながらまとめています。
『Xubuntu 18.04 LTS』のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBox(Ver.5.2.8)にて起動状況の確認を行い動画にしています。
なお、メモリの割当は2GBに設定。
Ubuntu 18.04 LTS版と比べて、相当軽く軽快にメニュー操作などを行うことが出来ます。
また、軽いLubuntuと比較するとあくまでもテストした環境においては、Xubuntuは、ほぼ同じ感じです。
『Xubuntu 18.04 LTS』について
使い勝手の良さを考慮した軽量ソフトウェアを中心に構成されている(個人的に)使いやすいXfceデスクトップ環境のOS。
最小システム要件
- CPU:PAEサポート
ザックリとですが、概ねこの10年以内のCPUは対応していると思われます。 - メモリ:512MB(推奨1GB)
- 必要ディスクスペース:7.5GB(推奨20GB)
ちなみにLubuntuはメモリ1GB(推奨2GB以上)とのことでしたので、システム要件的にはXubuntuのほうが、数値的には少ないメモリにも対応していることになります。
以下の映像は、VirtualBoxではありますが、メモリを1GB(Lubuntuとの対比のため)にして、どの程度の操作感かを見てみました。
オフィスソフトの起動と日本語入力変換の感じを見ていただければと思います。
基本的に、メニュー操作などで、遅延というより仕様という感じなのか、すこしだけスローに感じる気がしますが、オフィスソフトでの日本語入力や変換などでは、まったく遅延を感じませんでした。
以下には、「Lubuntu」のメモリ1GBでの映像がありますので、よろしければ参考にしてください。
ダウンロード
公式サイト
https://xubuntu.org/
ダウンロードページ
https://xubuntu.org/download/
Mirror downloads の「Japan」をクリックし、以下のどちらかをインストール予定のPCにあわせて、ダウンロードします。
既知の問題点について(初期の段階で遭遇しそうなもの)
- 自動的に選択されたキーボードレイアウトが、選択した領域と必ずしも一致するとは限りません。
- サスペンドからダブルログインが必要。
まとめ
Xubuntu 18.04 LTSは、軽量・高速なデスクトップ環境を目指しているUbuntuの公式に派生したディストリビューション
メモリ1GBレベルでの操作感の違いは、軽いLubuntuと比べて、ほぼ同等の感じですが、ヘビーなアプリケーションだと差が出てくるかもしれません。
最小システム要件
- CPU:PAEサポート
- メモリ:512MB(推奨1GB)
- 必要ディスクスペース:7.5GB(推奨20GB)
ダウンロード
ダウンロードページのMirror downloadsから
既知の問題点について(初期に遭遇しそうなものの一部)
- 自動的に選択されたキーボードレイアウトが、選択した領域と必ずしも一致するとは限りません。
- サスペンドからダブルログインが必要。
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