TrueOSは、FreeBSDベースのディストリビューションで、基本的にフォークされた派生物ではなく、FreeBSDのカスタマイズされたインストレーションです。
基礎となるFreeBSDシステムはそのまま維持されているので、完全に機能するFreeBSDシステムが、下に存在しています。
TrueOSのデスクトップはこんな雰囲気
インストールしたままの状態のデフォルトですが、このデスクトップ環境では、メニュー操作がわかりにくい感じがします。
また、若干遅延がありメモリも実際に使う場合は、2GB以上ないと苦しいかもしれません。
VirtualBoxで、メモリ2GBを割り当ててキャプチャー
TrueOSの特徴
簡単なソフトウェア管理:AppCafeを使用すると、ソフトウェアのインストール、アップグレード、およびアンインストールが安全かつ簡単であり、多くのソフトウェア(現在26,100以上のアプリケーション)が利用可能です。
断片化なし: TrueOSのハードドライブは、デフラグする必要はなく、自己修復型のファイルシステムであるOpenZFSでフォーマットされています(他のLinux OSもあまりデフラグを必要としませんが…)。
TrueOSは、バージョン管理されたリリースではなく、ローリングリリースモデルを採用し、常にアップデートしていきます。
また、インストールには、「STABLE」と「UNSTABLE」の2つの主要なオプションがあります。
「STABLE」はFreeBSDと同期しており、ユーザーは実験的な作業が少なく、一般的にスムーズな操作が可能。
しかし、通常、バグ修正とパッチが利用できるようになるまで、待つ時間が長くなります。
普通、あまり詳しく無い方は、「STABLE」を利用したほうが安心です。
なお、アプリのウインドウタイトルが文字化けして豆腐(□□□)フォントになってしまっていました。
システム要件
最小要件
- CPU:64Bitプロセッサ
- メモリ:1GB
- 空きディスク容量:プライマリパーティションに10〜15GBのドライブスペース
- ネットワークカード
推奨要件
- CPU:64Bitプロセッサ
- メモリ:4GB
- 空きディスク容量:グラフィカルデスクトップインストールの場合は、プライマリパーティションに20〜30GBのドライブスペース
- ネットワークカード
- サウンドカード
- 3Dアクセラレーションビデオカード
TrueOSは、現役PCにインストール(デュアルブート)する前提で利用するのが良いでしょう。
軽量OSよりは、一段二段とPCのパワーが必要のようですので、古めのPC(ノーマルのWindows 7 普及機クラス)では、軽快に利用できないと思ったほうが良いでしょう。
ダウンロード
以下の公式サイトより
https://www.trueos.org/downloads/
なお、インストールメディアの作成等は別記事にします。
まとめ
TrueOSは、FreeBSDベースのディストリビューションで、ローリングリリースを採用しています。
また、インストールには、「STABLE」と「UNSTABLE」の2つの主要なオプションがありますが、「STABLE」は実験的な作業が少なく、一般的にスムーズな操作が可能で、あまり詳しく無い方は、「STABLE」を利用したほうが安心です。
インストール後は、AppCafeを利用することで、簡単なソフトウェア管理が可能であり、多くのソフトウェア(現在26,100以上のアプリケーション)が利用可能です。
最小システム要件
- CPU:64Bitプロセッサ
- メモリ:1GB
- 空きディスク容量:プライマリパーティションに10〜15GBのドライブスペース
- ネットワークカード
実際に最小要件では、動かすのに苦しい感じですので、最低2GB以上は必要と思われます。
ダウンロード
公式サイトより
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