openSUSE は、一般的な「Leap」と最新の Linux パッケージを提供するローリング・リリースモデルの「Tumbleweed」があります。
今回は6月初旬に正式リリースが予定されている Leap 15.5 の Beta 版について、インストールから日本語入力までを試しました。
また、特に蘊蓄などはありませんので、ご了承願います。
なお、実際に試される方は、Beta 版ですので予期せぬバグなどに注意してください。
openSUSE Leap 15.5 Beta のデスクトップ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.6.1.38)にて起動・メニューなどの操作と、文字入力のパフォーマンス確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
インストール時に選択できますので、ここでは Xfce デスクトップ環境にしています。
openSUSE Leap 15.5 Beta について
今回は、「openSUSE-Leap-15.5-DVD-x86_64-Build408.2-Media.iso」ファイルからインストールしています。
システム要件
- CPU:2GHz デュアルコアプロセッサ以上
- メモリ:2GB のシステムメモリ + ワークロード用の追加メモリ
- 必要な空きディスク容量:40GB以上
- インストールメディア用の DVD ドライブ、もしくは USB ポート
- ネットワークインストールの場合はインターネットへの接続
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ(openSUSE Leap 15.5 Beta)
https://get.opensuse.org/testing/
「Download」ダブをクリックして、試す環境にあったメディアを選んで下さい。
Leap 15.5 Beta のリリースについて(英語)
https://news.opensuse.org/2023/02/21/leap-reaches-beta-phase/
インストール
本来はインストール用の USB メモリなどを作成し、そこから起動・インストールしますが、ここでは VirtualBox でインストールした手順の流れを GIF アニメ化しています。
- 工程:01 で、「F2」キーを押し言語を選択します。
- 工程:02 で、日本語を選択しました。
- 工程:07 で、警告が出ましたがそのまま続けました。
- 工程:08 で「Xfce デスクトップ」を選択しました。
- 最後の工程で、本来はインストール終了の画面を掲載するべきだと思いますが、気がついたらインストールが終わってしまい、再起動が自動的に行われていました。
上記以外は、流れに沿って基本的にデフォルトで進めました。
※ここでのインストールは、パソコン搭載のハードディスクを初期化する方法になりますので、実際に試される方はご注意ください。
日本語入力について
特になにも設定する必要がなく、日本語の入力ができました。
まとめ
openSUSE Leap 15.5 Beta のインストール
「openSUSE-Leap-15.5-DVD-x86_64-Build408.2-Media.iso」からインストール
ダウンロード
openSUSE Leap 15.5 Beta のダウンロードページより
インストールと日本語入力
インストールは特に問題もなく終了すると思います。
再起動後に 日本語入力もすでに可能になっています。
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