Lubuntu が LXQt デスクトップ環境へ変わって、初の長期サポート(LTS)リリースになります。
Lubuntuは、軽量で機能的なQtデスクトップ環境を使用する Ubuntu フレーバーです。
なお、今回は Lubuntu 20.04 LTSのインストールから日本語入力まで、さらっとまとめています。
特に蘊蓄などはありませんので、ご了承願います。
デスクトップはこんな感じ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.6.1.6)にて起動・メニューなどの操作と、文字入力のパフォーマンス確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
Lubuntu 20.04 LTS について
Lubuntu 20.04 は、長期サポート(LTS)リリースですので、2023年4月までサポートされる予定です。
今回は、「lubuntu-20.04-desktop-amd64.iso」ファイルからインストールしています。
Lubuntu 20.04 にて現在わかっている問題点
- LibreOfficeにおいて、特定のフォントがエクスポートされたPDFでレンダリングされないバグがあるとのことです。
- 特定のパーティション構成されたドライブのパーティションを、インストール中にCalamaresで置き換えると失敗するようです。
- あまり関係ないとは思いますが、Calamaresがフロッピードライブにブートローダーをインストールしようとするそうです。
なお、必要であれば Ubuntu 自体のリリースノートで報告されているバグもあわせて確認してください。
https://wiki.ubuntu.com/FocalFossa/ReleaseNotes#Known_issues
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
インストール(VirtualBox)
VirtualBoxでインストールした手順の流れをGIFアニメ化しています。
このインストールはパソコン搭載のハードディスクを初期化する方法になりますので、実際に試される方はご注意ください(デュアルブートなどの場合は、それぞれ個別に対応してください)。
日本語入力について
インストール後の再起動が済んだ段階で、日本語入力ができるようになっていません。
fcitxは導入されていますが、言語パックの不足があるようなので、簡単にターミナルからコマンドでインストールし直します。
アップデートから
fcitx mozc のインストール
インストールの途中で確認がありましたら、「Y」で進めてください。
終わったら、ログアウト・ログインを行います。
これで、日本語入力が出来るようになりました。
まとめ
Lubuntu 20.04 LTSのインストールから日本語入力まで
- Lubuntu は、LXQtデスクトップ環境の Ubuntu。
- 長期サポートリリースなので、2023年4月までサポートされる予定。
- 今回は「lubuntu-20.04-desktop-amd64.iso」をインストール。
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページより
インストールについて
流れに沿って進めて行けば、簡単にインストールが完了します。
日本語入力設定について
他の Ubuntu フレーバーのようにインストール後の再起動で、日本語入力ができるようになっていません。
簡単にコマンドで、fcitxをインストールすれば良いでしょう。
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