最近は固定電話を維持している人も減ってきましたが、年老いた親が別居していたりすると、まだまだ固定電話は現役で利用されていることでしょう。
そんな高齢者を狙った「アポ電」や「振り込め詐欺」、「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺事件が度々報道されています。
特殊詐欺対応の電話機や対応機器がある
これらの詐欺などに対応する固定電話機が販売されています。
しかし、高齢者は意外と自分は大丈夫と思っているものです。
そのような高齢者に購入を勧めてもハイそうですかとはなりません。
離れて住んでいる親でしたら、何かのタイミングでプレゼントするのも良いかも知れません。
通話前メッセージを利用するのが基本
特殊詐欺などの対応している電話機も電話に出る前のメッセージと通話録音がメインの機能になり、警戒していますということを相手に伝えることが重要です。
もちろん、ナンバーディスプレイの契約によって、色々と出来ることが増えます。
また、振り込め詐欺の対応専用機器においても、着信時に詐欺を抑止するメッセージの再生と、通話の録音がメインの機能です。
固定電話は詐欺やセールスのターゲットか?
特殊詐欺にかかわらず最近の固定電話にかかってくるものは、ろくなモノではないと言っても過言ではないでしょう。
しつこいセールスで、なかなか電話を切らせてもらえなかったり、何度も不要だと伝えたら最後は勝手に切られたりと、気分が悪くなるような内容が多いのではないでしょうか?
留守電対応で防御
最近は家にいても電話を留守番電話対応にしている人が増えてきています。
電話に出ないのが一番安全で、面倒でもワンクッションおくことで誰からかかってきたのかを確認することができます。
電話に不用意に出なければ、巧みな話術に惑わされることもありません。
名乗らないのは後ろめたいから?
留守電にしておくと、電話を切られてしまうかもしれないと思うかたがいたら、そのような心配はあまりいらないでしょう。
本当に重要な内容であれば、名乗ってメッセージを残しますので、折り返し電話をすれば良いだけです。
ただし、その場合でもむやみに録音された電話番号にかけ直さない注意が必要です。
留守電メッセージを自分で用意して対策を
今使っている固定電話を見てもらえば、多くの電話は自分で留守番メッセージを録音できるようになっていることと思います。
特殊詐欺に対応するメッセージを自分で録音しても良いのですが、ネットには特殊詐欺に対応できるメッセージがあります。
これらのメッセージを使って、常に留守番電話状態にしておけば、詐欺やしつこいセールスにも有効でしょう。
録音されたメッセージを利用する
埼玉県のサイト
以下のような振り込め詐欺対策用留守番電話メッセージをいくつか用意しています。
「振り込め詐欺・悪質商法などの対策のため、在宅中でも留守番電話に設定しております。お手数ですが、発信音の後に、御用件をお話しください。」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/hurikomesagi/rusudenmes2908.html
他にもあるメッセージを利用できるサイト
NO MORE! 振り込め詐欺!
メッセージが多く用意されていて、ユニークなモノもある。
スマホなどでメッセージを再生し、固定電話機に録音することで、留守番メッセージにします。
アナログ的ですが、誰でもできると思います。
年末年始で、離れて暮らしている親の元へ行った時に、メッセージをセットしてあげるのも良いのではないでしょうか?
まとめ
特殊詐欺電話への対応は、在宅時も留守電メッセージで!
電話に出る前に「警戒しています」ということを相手に伝えるのが重要です。
振り込め詐欺の対応専用機器においても、着信時に詐欺を抑止するメッセージの再生と、通話の録音がメインの機能です。
留守電メッセージ対応で防御
電話に出ないのが一番安全で、不用意に出なければ、巧みな話術に惑わされることもありません。
留守電メッセージを変えるだけでも違う
ネットには、特殊詐欺に対応できるメッセージがいくつかあります。
これらのメッセージは、詐欺やしつこいセールスにも有効。
特殊詐欺対策用のメッセージを利用
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