最近は、YouTubeのポリシー変更によって、ある程度のレベルにならないとYouTuberとして活動しにくくなっています。
こんな時ですから、逆に他人のコンテンツを寄せ集めた多くの動画が減って、質の高いオリジナル動画の比率が高まってくることでしょう。
今回は、オリジナル要素が強くなるように、アハ体験ムービーを実際に作って、良い例と悪い例をまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
アハ体験とは
アハ体験とは「aha experience」のことで、日本では脳科学者の茂木健一郎氏が有名ですが、本来の意味合いと少し異なるという話もあるようです。
しかし、ここでは茂木健一郎氏の「アハ体験」
ひらめいた時の「ああ、そういうことか!」
という感覚のことで、このまま進めさせていただきます。
つまり、変化前から変化後を動画にして、その変化に気がついて「アハ」となれば、「アハ体験」ができるということになります。
これは個人的な解釈ですが、変化前と変化後で「え…なるほど、そういうことか!」って感じにならないといけないということです。
アハ体験ムービーを作ってみた
あくまでも、例で作りましたので、わかりやすくしています。
もちろん、本番でこんなにわかりやすければ、意味がありませんので、ご了承ください。
どうですか?
これは変化前から変化後のムービーの核の部分だけになりますので、実際にYouTubeやSNSへアップするには、オープニングやエンディング、BGMや答え合わせが必要になります。
アハ体験ムービーの作り方のポイント
今回は、素材画像の加工にPhotoshop、動画編集にAviUtlを利用しました。
もちろん、画像の加工や動画編集には、他のソフトでもかまいませんし、作り方も一例に過ぎません。
1.素材画像を用意する
2.右の窓の部分だけの画像を作る
3.右の窓を消した画像を作る
4.AviUtlで編集する
出来たのが上の動画例です。
ここで一番重要なのが、フェードを使わずに、手順2の窓の部分だけの移動で処理することです。
そのために、手順2、3の画像を作っています。
良い例と悪い例
良い例(上記の見本例)は、窓自体を移動させていますので、時間を長くして、移動距離を減らすとわかっていても見つけにくくなり、答えに気がつくと「アハ」となるでしょう。
悪い例は、以下のように窓の移動ではなく、フェード等を使って徐々に移動前の画像から、移動後の画像へ少しずつ変えていくので、場所がわかるとなるほどとはならず「アハ」とはならないでしょう。
悪い見本例なので、よりわかりやすく際立つように作っています。
適切な言葉かはわかりませんが、ただの変化探しムービーとなってしまいます。
これは、変化前の画像と
変化後の画像をフェードで処理した例です。
アハ体験を意識して素材を選ぶ
画像や動画編集のスキルが高い方は、あまり気にしなくてもよいかもしれませんが、あまりスキルに自信がない場合は、素材画像の選び方がムービーの質を左右します。
とくに、移動という形で作る場合は、例にあるような柄のない単色の壁などを利用すると、上手く作れるでしょう。
今回は、移動という形でのアハ体験ムービーですが、他のパターンもありますので、このような記事の需要があるようでしたら、また他のパターンも取り上げたいと思います。
まとめ
アハ体験とは、ひらめいた時の「ああ、そういうことか!」という感覚。
アハ体験ムービー(物体が移動するケース)の良い例と悪い例
良い例は、編集作業において移動処理で作成すれば、わかっていても見つけにくくなり、答えに気がつくと「アハ」となるでしょう。
悪い例は、フェード等を使って徐々に変えていくので、場所がわかるとなるほどとはならず「アハ」とはならないでしょう。
意外と重要なのが、アハ体験を意識して素材を選ぶことです。
物体の移動という形で作る場合は、柄のない単色の壁などの画像を、選んで利用すると上手く作れるでしょう。
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