インスタグラムやツイッター、Facebookなど、ネット上では個人のプライベート情報が溢れかえっています。
多くの人が芸能人のようにプライベートな情報を、日々公開し続けています。
プライベートな情報を間違って公開しないように注意している人もいますが、過去の情報を照らし合わせることで見えてくるものもあります。
池袋の暴走交通事故から考える
2019年4月19日に起こった池袋の暴走事故で、加害者がすぐ息子に連絡をしたと報道されていました。
その後、ネット上の個人情報が載っていると思われるWEBサービスから、加害者に関するデータが削除される等の情報がありました。
加害者ですから、WEB情報から個人情報を収集されると思っての自衛行動でしょう。
加害者の息子?と間違われた人がいた
実は、この加害者が電話したとされる息子に間違われて迷惑を被った人がいます。
加害者が以前在籍していた会社の役員に、同姓の方がいて身内と間違われてしまったようです。
色々探して特定する方も早いのですが、会社としてコメントするのも早く、4月22日付で現執行役員との親戚関係を否定していました。
落ち度がなくても巻き込まれることも
加害者が関係している会社の現在の役員で、同姓ならば間違われる可能性もありますが、それは誰にでも言えることです。
同じ職場や学校、家の近くでの事件や事故で、加害者やその家族と間違われることもあります。
SNSなどで色々と公開していれば、いつそのような状況に陥るのかわかりません。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、TVでも間違われてひどい目にあったという人を何度か取り上げています。
最低でも名前と住所は気をつける
普段はSNSで楽しくプライベート情報を公開しているうちは良いのですが、公開している写真に名前や住所が特定できるような何かが写っていたりしませんか?
名前は注意していると思いますが、住所ではなくても居場所や訪問先がわかってしまうことは多々あります。
- 電柱
- 歩道橋
- 標識
- 看板
- お店
- 特徴的な建物や景色
- 関係が無いと思っていた事物
- SNSなどで公開の範囲設定ミスやバグ
- これらの複合
もちろん、これ以外でもありますが、見える文字がなくても画像検索をかけることでわかってしまうこともあります。
これぐらい平気だろうと安易に考えず、注意を怠らないようにしましょう。
まとめ
SNS等でプライベート情報の公開で災いに巻き込まれる恐れ!?
池袋の暴走交通事故の加害者
この加害者が電話したとされる息子に間違われてた人がいた
落ち度がなくても巻き込まれることも
加害者が在籍していた会社の現在の役員で、同姓のため間違われる
同じ職場や学校、家の近くでの事件や事故で、加害者やその家族と間違われることもあり、SNSなどにプライベート情報を色々公開していれば、そのリスクも高くなります。
名前と住所は気をつけるのは当然
公開している写真やコメントに、名前や住所が特定できるような何かが写っていたり、記入していたりしませんか?
最初の投稿では問題がなくても、コメントのやり取りから色々露呈してしまうこともあります。
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