いつまでたっても減らない……いや増加傾向のフィッシングメールや詐欺メール。宅配業者を装ったり、最近ではAppleやAmazonをかたる詐欺メールも多いと聞きます。
特に何かを購入した覚えがないならば、そのようなメールが届いた場合、不審だと気がつくでしょう。
しかし、何らかの覚えがある人は、つい反応してしまいがちです。
不審に見えないように頭を使って、詐欺メールを送ってきますので、何%かの人は引っかかってしまうでしょう。
単純な安全策とは
なぜこんなにフィッシングメールが多いのかですが、受信者を焦らせてメールにあるリンクをクリックさせる単純な行為が、基本的な目的だからです。
クリック後は、送り主の企業やサービスを装ったニセ画面でアプリをインストールさせたり、IDやパスワードを収集したり、色々なことをされてしまいます。
そこで、単純な安全策とはメールのURLをクリックしないで、正規のルートからアクセスすることです。
本物っぽいのでアクセスしたい場合は
ブラウザのブックマークから、送り主の企業やサービスの正規URLへアクセスして、該当ページから処理を行います。
スマホなどの場合は、正規のアプリを使うなど最低限の安心ができるものからアクセスを行います。
面倒に感じるでしょうが、その手間が冷静になるための丁度良い時間になります。
ブックマークやアプリが無かったら、通常はメールを送ってきた企業やサービスを利用していないことになり、詐欺メールである可能性が高まったということです。
「な〜んだ、こんな方法か」と思ったら
「そういう面倒なことは嫌だ」という人も多いかと思います。
詐欺メールを送る側は、そのような面倒が嫌いな人をターゲットにしていると思って、手間と安全について考えてみましょう。
詐欺メールだけではなく、日常利用するどのうようなものでも”危険性と利便性は裏表”の関係があります。
メールのURLをクリックするメリットの方が大きいのか、デメリットの方が大きいのかを考えて行動すれば良いだけです。
減らない詐欺メール
フィッシング詐欺は、ある程度のWEB関連の知識があれば、詐欺ページを作ってターゲットの情報を収集することが、比較的簡単にできてしまいます。
手を変え品を変え、次々湧いて増加傾向にあります。
どんどん巧妙になっていますので、どんな人でも焦ってURLをクリックすることがありそうです。
クリックしそうになったら、ひと呼吸おいて正規のURLやアプリからアクセスしましょう。
その面倒なワンステップが、冷静さと安全を呼び込みます。
まとめ
いつまでたっても減らない詐欺メール
不審に見えないように頭を使ってメールを送ってきますので、つい引っかかってしまいます。
単純な安全策は簡単なこと
メールのURLをクリックしないで、正規のルートからアクセスすること
メールの内容を確認する必要を感じたら
- ブラウザのブックマークから、該当ページへアクセス
- スマホなどの場合は、正規のアプリを使いアクセス
その手間が冷静になるための丁度良い時間になる
ナゼ減らない……詐欺メール
- ある程度のWEB関連の知識があれば、フィッシング詐欺ページを作って、情報を収集することが比較的簡単にできるため
- 次から次へと使い捨てで、あたらしいフィッシングメールが届いてきますので、あのメールは不審、このメールも不審と情報を流しても埒が明かない
最後はやはりURLをクリックしない
クリックしそうになったら、ひと呼吸おいて正規のURLやアプリからアクセス
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