普段は、さほど気にするようなことは無いと想いますが、最近立て続けに気になることが起きているような気がします。
たとえば、「東京オリンピックでフランスの捜査当局が…」というようなニュースが昨日あたりから報道されていますが、世界的にみたらどうなのだろうか?とか、韓国のレーダー照射問題に対する世界的な反応がどうなのか?気になるところではないでしょうか?
今回紹介するのは、そんな気になる事柄をツイート状況からみるネットのサービスです。
あくまでも、キーワードやタグなどの情報が主体ですので、詳しい状況まではわかりませんが、なんとなく世界的な状況はつかめるかもしれません。
もちろん、騒いでいるのは当事国だけで、世界からみたら何も気にしていないかもしれませんが…
参考程度と思って見るには、役立つサービスだと想います。
世界中のツイート状況がわかる
#onemilliontweetmap は、公開twitterストリームAPIにより、過去24時間の位置情報付きツイート(約400万ツイート)が表示され、地図データはリアルタイムで更新されていきます。
https://onemilliontweetmap.com
新しいツイートを追加して、24時間を経過したものは、順次削除されていきます。
また、ツイートは検索することで、目的のワードやハッシュタグなど選別して、表示・カウントすることができます。
さらに、各種設定やフィルターを通すことで、ツイートの状況をよりわかりやすくすることが可能です。
そして、時間を24時間だけではなく、もっと細かく区切ってカウントすることもできます。
設定やフィルター、操作について
1.キーワード検索とハッシュタグバトルを選択
検索は、keywords、#hashtags または @usernameなどで検索できます。
ハッシュタグバトルは、比較したいハッシュタグを入力すると、対比されます。
検索文法
- car red = 「car」または「red」を含むツイートを表示(OR検索)
- +car +red = 「car」と「red」を含むツイートを表示(AND検索)
- -car = carを含まないツイートを表示
- “car¨” = car、cars、caracterなどの 「car」 を含む単語を含むツイートを表示
- “red car” = 「red car」を含むツイートを表示
- @511ny = 「511ny」のツイッターアカウントのツイートを表示
- #apple = 「#apple」ハッシュタグのツイートを表示
- 検索では大文字と小文字が区別されません。
2.各種レイヤー
ヒートマップ、クラスタ、デイ/ナイトなどのレイヤーがあり、複数を表示したり切り替え可能です。
3.レンダリング
クラスタビュー(数を表示します)、センチメントビュー(ネガティブ、ニュートラル、ポジティブに英語のツイートのみを表示/分析します)
4.時間フィルター
過去24時間、5分、10分、15分、30分、1時間、2時間、3時間、4時間、5時間、10時間、15時間、20時間とフィルターをかけることができ、現在からカウントを始めることも可能です。
5.マップを部分的にクローズアップしたり、拡大縮小サイズを変更可能です。
6.現在のツイートカウントやセンチメントビューなどの情報が表示されます。
7.集計などのカウント表示を一時停止することができます。
各種設定やフィルターを確認してみる
デフォルトでの表示
各種レイヤー部がクラスタ表示で、レンダリングもクラスタ、時間フィルターは無い状態(24時間分)
各種レイヤー部のヒートマップレイヤー表示
盛んなところが赤くなっています。
各種レイヤー部で、クラスタとデイ/ナイトレイヤーをダブルがけ
先程の状態で、さらにレンダリングでセンチメントビュー表示
この状態で、ポジティブ、ニュートラル、ネガティブの状況がわかります。
さらに、時間フィルターを追加
ここで取りあげたパターンは一例ですので、色々と必要に応じてレイヤーやフィルターを設定することができます。
まとめ
#onemilliontweetmap で、世界中のツイート状況や気持ち?がわかる
公開twitterストリームAPIにより、過去24時間の位置情報付きツイートが、地図上でリアルタイムで更新されます。
ツイートは検索することで、目的のワードやハッシュタグなど選別して、状況表示・カウントすることができます。
各種設定やフィルターを通すことで、ツイートの状況をよりわかりやすくし、ネガティブ、ニュートラル、ポジティブなどの状況もわかります(英語のみ)。
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