ネット上からダウンロードしたプログラムを、Windows Defender等でスキャンして、安全を確認したのち、インストールしようとしたら『WindowsによってPCが保護されました』ってアラート画面が表示されたことはありませんか?
こんな文言を表示されると不安になりますので、パソコンやネットにあまり詳しくない方や、慎重な方は、躊躇することでしょう。
スキャンしたのになぜこうなる?
Windows Defenderでスキャンしたのは、ウイルスやマルウエアなどの不正なプログラムを調べるもので、未知の不正プログラムなどは、すり抜ける可能性もあります。
そして、Windows Defender SmartScreenは、同じ冠がついてはいますが、調べる内容が異なりますので、別の反応になってしまいます。
Windows Defender SmartScreenとは?
SmartScreen は、ダウンロードしたファイルを、よく知られており、Internet Explorer を使う多数のユーザーによってダウンロードされているファイルの一覧とも照合します。ダウンロード中のファイルがその一覧にない場合、SmartScreen が警告します。
簡単にザックリと言えば、「ダンロードした」ファイルがよく知られていないファイルであると、警告をだすということです。
どう対処する?
ダウンロードしたファイルがよく知られていないファイルということなら、そのように表現してくれれば、対処の仕方もまだありますが、「PCに問題が起こる可能性があります」と表示されてしまうと、どの程度危険なのかわかりません。
しかも、アラート画面には「実行しない」という表示しかないのですから、危険度が高いと思ってしまいます。
でも、気にしないという方や、Windows Defender等でスキャン済みであれば、それを信じるという方は、「詳細情報」をクリックすることで、追加の情報と「実行」ボタンが表示されます。
ここからは自己責任で進めることができますが、なんか納得いきませんよね?
VirusTotalで調べよう!
現在、70を超えるウイルス対策スキャナとURL・ドメインブラックリストサービスを備えており、調査対象のファイル等を検査してくれます。
調査するには、ブラウザからファイル等を選択してVirusTotalに送信します。
これなら実行できる!
今回は、実際に不安があったプログラムを調べてみたら、66のアンチウイルスソフト等が利用され、その結果を一覧表示されました。
これならWindowsが「PCに問題が起こる可能性があります」と表示してきても、一応安心出来るレベルなので、自己責任でプログラムを実行することができるでしょう。
まとめ
『WindowsによってPCが保護されました』ってアラート画面の表示!
Windows Defender SmartScreenによって、「ダンロードした」ファイルがよく知られていないファイルであると、警告をだすことがあります。
ウイルススキャンしたのに…どう対処する?
「詳細情報」をクリックすることで、追加の情報と「実行」ボタンが表示されますので、そのまま自己責任で進めることが出来ます。
不安なかたは、オンラインスキャンで調べよう!
VirusTotalなら、多数のウイルス対策スキャナで調査してくれます。
多数の調査結果によって、自己責任でプログラムを実行するかの判断ができるでしょう。
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