今回は、Ultimate Edition Gamers 5.8について、まとめてみました。
Ubuntu 18.04 Bionic Beaverをベースにしているので、扱いやすい印象です。
また、プリインストールされているアプリケーションも多く、自分でアプリを選んで、個別にインストールするのが面倒な方には向いています。
それに「Ultimate Edition Gamers」なので、ちょっとしたゲーム系のアプリも多数インストールされています。
『Ultimate Edition Gamers 5.8』のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBox(Ver.5.2.12)にて、起動状況の確認を行い動画にしています。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
『Ultimate Edition Gamers 5.8』について
名前や見た目から来るであろう重厚感は全然なく、意外に軽く仕上がっており、デスクトップ環境もMATEなので、個人的にとても使いやすいOSです。
システム要件について
公式サイトを探した限りにおいて、みつけられませんでしたので、ベースになっている「Ubuntu 18.04」のシステム要件を考慮して検討してみました。
Ubuntu 18.04 の推奨システム要件
- CPU:2GHz、デュアルコアプロセッサ以上
- メモリ:2GBのシステムメモリ
- 空きディスク容量:25GB
上記を参考にVirtualBoxでテストしてみました。
メモリ:512MBの割当
起動したものの、メニュー操作ですら大幅な遅延があり、このレベルではまともに利用できませんでした。
メモリ:1GBの割当
メニュー操作では、冒頭の2GB割り当てている映像とほぼ同じレベルで、遅延による違和感はありませんでした。
ただ、オフィスアプリを起動した時は、立ち上がるのに少し時間がかかりましたが、日本語変換入力も特に遅延を感じるようなことはありませんでした。
以下はその時の映像ですので、上記の2GBで起動した時と比べてみてください。
あくまでもVirtualBoxでの状況なので、CPUによる違いもあり、参考までにしておいてください。
推定システム要件
- CPU:64bit対応
- メモリ:1GB以上のシステムメモリ
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
http://ultimateedition.info/ultimate-edition/ultimate-edition-gamers/
ページの下の方にダウンロードリンクありますが、わかりにくいので、ご注意ください。
ここまでまとめてきましたが、一つ問題というか気になることがあります(7/5現在)。
Ultimate Edition Gamers 5.8のisoファイルは、以下のように記述されています。
MD5SUM: c1bb700bb2c54753343c7694b494070f
しかし、古いエディションのファイルサイズとハッシュ値になっています。
MD5SUM: e66bf5442ab5e8abbce707dc162f56d0
赤い文字が『Ultimate Edition Gamers 5.8』のものだと思われます。
過去のエディションのハッシュ値リストを確認しましたら、以下の記述がありましたので、入れ違っているようです。
Filesize: 4,207,253,504 bytes. ultimate-edition-3.0-gamers.iso
ハッシュ値をチェックされた方は、念の為ご確認いだだければと思います。
まとめ
Ultimate Edition Gamers 5.8について
- プリインストールされているアプリケーションは多い
- ちょっとしたゲーム系のアプリも多数
- 名前や見た目から来るであろう重さは無く、軽く仕上がっている
- デスクトップ環境もMATEで、(個人的に)使いやすい
推定システム要件(参考程度にしてください)
- CPU:64bit対応
- メモリ:1GB以上のシステムメモリ
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページ
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