Linux Liteは、Ubuntuの長期サポート(LTS)リリースがベースで、軽量のXfceデスクトップ環境のLinuxディストリビューションです。
主にWindowsユーザーを対象としていますので、これからWindows以外のOSを試してみたいという方は、候補の一つにしてはいかがでしょうか?
『Linux Lite 4.0』のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBoxにインストールされた『Linux Lite 4.0』です。
なお、メモリは、2GBを割り当てています。
『Linux Lite 4.0』の特徴
Linux Liteは、Ubuntu LTSシリーズのリリースに基づいており、最新の18.04 LTSをベースにしています。
また、デスクトップ環境は、XFCE 4.12.3を採用しており、Windowsライクなレイアウトにした無料OSで、Linux初心者でも使いやすいと思います。
また、メモリを少ししか積んでいない古いPCでも高速に動作しますので、ゲームなどで利用したいユーザーにも、対応しやすいOSと思われます。
システム要件
最小システム要件
- CPU: 1GHzプロセッサ
- メモリ: 768MB RAM
- 必要ディスク容量: 8GB
- 解像度: VGA画面解像度1024×768
- メディア: ISOイメージ用のDVDドライブまたはUSBポート
以前のLinux Lite 3.8では、CPU:700MHz、メモリ:512MBだったので、Ubuntuの要件が上がったこともあり、少し最小要件が上がってしまったようです。
推奨システム要件
- CPU: 1.5GHzプロセッサ
- メモリ: 1024MB RAM
- 必要ディスク容量: 20GB
- 解像度: VGA、DVIまたはHDMI画面1366×768
- メディア: ISOイメージ用のDVDドライブまたはUSBポート
主なアプリケーション
- ウェブブラウザ – Firefox 60.0.1 Quantum
- メールクライアント – Thunderbird 52.8.0
- Officeスイート – LibreOffice 6.0.3.2
- メディアプレーヤー – VLC 3.0.2
- イメージエディタ – Gimp 2.10.2
- ファイルマネージャー – Thunar 1.6.15
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://www.linuxliteos.com/download.php
4.Xシリーズには、32bit版はありませんので、3.Xシリーズをダウンロードしてください。
その他、気になることなど
Ubuntu系ですので、UNetbootinで変更や設定を保存できるLive USBを作成しようとしたのですが、当方の環境下では、うまく起動しませんでした。
そのため、他の書き込みソフトでLive USBを作成し、実機による稼働確認は行っていますが、一定期間(数日から一週間程度)利用することができませんでした。
インストールと日本語化及び日本語入力については別記事にいたします。
まとめ
『Linux Lite 4.0』は、Ubuntu LTSシリーズのリリースに基づいたWindowsライクな無料OSです。
- 最新のUbuntu 18.04 LTSをベース
- デスクトップ環境は、XFCE 4.12.3を採用
- メモリが少ししかないPCでも高速に動作
最小システム要件
- CPU: 1GHzプロセッサ
- メモリ: 768MB RAM
- 必要ディスク容量: 8GB
推奨システム要件
- CPU: 1.5GHzプロセッサ
- メモリ: 1024MB RAM
- 必要ディスク容量: 20GB
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページ
なお、4.Xシリーズには、32bit版はありません。
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