Bionic Beaver(18.04 LTS)の最初のベータ版がダウンロード可能になっています。
この4月にリリース予定の18.04 LTSのBeta版ですので、不具合がある前提で使ってみたい方、テストをしてみたい方がいらしたら、試してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、バグを発見、報告、修正することでテストを手伝ってくれる通常のユーザーや、Kubuntu、KDE、Qt開発者向けにリリースされています。
デスクトップはこんな感じ
Kubuntu(18.04 LTS)では、 Plasma 5.12 LTSシリーズがデフォルトで、使い慣れた設定を維持しながら使いやすくするために開発。
Kubuntuとは
Kubuntuは、KDE Plasma デスクトップ環境を有するUbuntuの正式なOSで、KDE + Ubuntuということで「Kubuntu」とされており、 Ubuntuプロジェクトの一環として、同じ基本システムを使用しています。
Kubuntu 18.04 Beta1のダウンロード
http://cdimage.ubuntu.com/kubuntu/releases/bionic/beta-1/
現在Beta2のため、上記URLから下記のURLに変わっています。
http://cdimage.ubuntu.com/kubuntu/releases/bionic/beta-2/
システム要件
- メモリ:384MB以上
明記されている要件は上記になりますが、64bitのPCならばこのレベルのPCを探すほうが大変ですね。
Windows Vista以降のPCならば基本的には問題が無いでしょう。
しかし、17.10の推奨最小システム要件は、比較的に高い要件なので、念の為メモリテストをしてみました。
17.10の推奨最小システム要件
- 2 GHzデュアルコアプロセッサ
- 2 GB RAM(システムメモリ)
- 25 GBのハードドライブスペース
- 1024×768解像度を持つVGA
- CD/DVDドライブまたはUSBポート
VirtualBoxにてメモリ512MBにて起動テスト
VirtualBoxにKubuntu(18.04 LTS)Beta1をインストールしている状態で、メモリの割当を512MBに設定しています。
数分かかりますが、問題なく起動し、メニューも多少もたつきますが、フリーズしたりはしません。
また、オフィスを起動させると数分かかりますが、こちらも起動してなんとか使えるレベルです。
実用的ではありませんが、最低要件のメモリ384MBというのも頷けます。
アプリケーション
Kubuntu(18.04 LTS)には、 KDE Applications 17.12.2(2018年2月8日に2番目の安定版アップデートをリリース)が付属しています。
KDE以外のアプリケーションには、 LibreOffice とFirefox などがあります。
まとめ
Bionic Beaver(18.04 LTS)の最初のベータ版
不具合がある前提で使ってみたい方、テストをしてみたい方がいらしたら、試してみてはいかがでしょうか?
Kubuntu(18.04 LTS)では、 Plasma 5.12 LTSシリーズがデフォルトで、使い慣れた設定を維持しながら使いやすくするために開発。
Kubuntu 18.04 Beta1のダウンロード
システム要件はメモリ:384MB以上
Windows Vista以降のPCならば基本的には問題が無いでしょう。
プリインストールアプリケーション
Kubuntu(18.04 LTS)には、 KDE Applications 17.12.2(2018年2月8日に2番目の安定版アップデートをリリース)が付属しています。
ライブ起動で使ってみるのも良いのでは…
試してみたいけど…ちょっと不安という方は、ライブ起動で使ってみることができますから、インストールしないで、「トライ」の方を選択してみれば良いでしょう。
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