Ubuntu MATE 18.04 LTS は、Ubuntuの公式フレーバーの一つですが、当初はUbuntuのリミックスOSで、15.04から公式に認められています。
『Ubuntu MATE 18.04 LTS』のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBox(Ver.5.2.8)にて起動状況の確認を行い動画にしています。
なお、メモリの割当は2GBに設定。
Ubuntu 18.04 LTS と比べて、メニュー操作において、軽いという印象はありますし、LubuntuやXubuntuと比較して、さほど気になるレベルの差はありませんでした。
『Ubuntu MATE 18.04 LTS』について
Ubuntuにしてみようかなと思った時に、Ubuntuには色々なフレーバーがあって、どれを選んで良いのかわからない…という方も多いのではないでしょうか?
Windows 7 以上がインストールしてあるPCで、スペック的には問題がないならば、「Ubuntu MATE」を使ってみてください。
以下の映像のように「MATE Tweak」を使って、簡単にデスクトップの操作性を変えることができます。
ちなにみ、以下が用意されたデスクトップレイアウトです。
- Familiar:デフォルトであり、検索可能なメニュー付きの上下2パネルのレイアウト
- Mutiny:Unity 7と同様のグローバルメニューとアプリケーションドック、検索可能ランチャーでUbuntu風
- Cupertino:検索可能なランチャー、macに似たグローバルメニューを備えたドックとトップパネル
- Redmond:Windows風のタスクバー、検索可能なメニューパネル
- Pantheon:トップパネルと検索可能なメニュー付きのドック
- Contemporary:モダンな上下2パネルで、検索可能なグローバルメニューを装備
- Netbook:小型スクリーンに最適なコンパクトなトップパネル
- Traditional:上下2パネルレイアウトで、メニューにアイコン的に「アプリケーション、場所、システム」が含まれる
Ubuntu MATE 公式サイトより
なお、グローバルメニューとは、MutinyとCupertinoのデスクトップレイアウトに装備されており、アプリケーションのメニューとデスクトップのメニューが統合されることで、画面スペースを最大限に活用することができるメニューシステムです。
システム要件(Welcomページより)
最低条件
- CPU:Pentium M 1.0GHz
- メモリ:1GB
- 必要なハードディスク空き容量:9GB
推奨条件
- CPU:Core 2 Duo 1.6GHz
- メモリ:2GB
- 必要なハードディスク空き容量:16GB
ただし、isoファイルのダウンロードページには、以下の記述がありますが、推奨要件と思って良いでしょう。
64bit
- CPU:64bit対応intel及びAMDプロセッサ
- メモリ:3GB以上
32bit
- CPU:intel及びAMDプロセッサ
- メモリ:2GB未満
なお、VirtualBoxや実機において、64bitでメモリ3GB未満の起動や操作は、特に問題はありませんでした。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://ubuntu-mate.org/download/
なお、ライブ起動やインストール、日本語入力は別記事にします。
まとめ
Ubuntu MATE 18.04 LTS は「MATE Tweak」を使って、簡単にデスクトップの操作性を変更可能なOS
用意されたデスクトップレイアウトは、以下の8つ
- Familiar
- Mutiny
- Cupertino
- Redmond
- Pantheon
- Contemporary
- Netbook
- Traditional
最小システム要件
- CPU:Pentium M 1.0GHz
- メモリ:1GB
- 必要なハードディスク空き容量:9GB
ダウンロード
公式ダウンロードページより
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