ステレオペア(ステレオグラム)をPC上で簡単作成!

前回、前々回とステレオグラムについて記事にしてきましたが、ランダムドット・ステレオグラムとカラーフィールド・ステレオグラムの2種類でしたので、少し面白味に欠けていると思う方がいたかも知れません。

ステレオグラムは、左右の見え方の違いである視差を利用して、平面にある画像を立体的に認識させます。ステレオグラムで立体視する方法は2種類あり、平行法と交差法があります。フリーソフト『StereoPict』で、簡単に2種類のステレオグラムを作成可能。
2種類のステレオグラムを簡単作成。まずは、ランダムドット・ステレオグラム(RDS)を作ってみる。1.「オブジェクト」を選択。2.「ガイド」をクリックし、「ガイドを表示する」にチェック。3.「RDS」タブをクリックし、「実行」でRDSが出来上がり。

今回は、ステレオペアについて、カメラを使わずに、PC上で画像から簡単に作成する方法をまとめています。

人によっては、このステレオペアこそが、ステレオグラムだと思う方もいると思いますので、実際に画像から作成し、SNSなとで共有してみてください。

ステレオペアとは

2枚の画像を横に並べた形のステレオグラムで、右目用と左目用と視差のある2枚の画像を使います。

この2つの画像の左右を入れ替えることで、交差法、平行法と見方を変えることが出来ます。

つまり、1セットの画像2枚を用意すれば、交差法、平行法どちらのステレオグラムも作成可能ということです。

ステレオペア用の写真を用意する

ステレオカメラを用意します…といったら、ふざけるなと言われそうです。

まあ、当然なのですが、普通のカメラやスマホのカメラで撮影した写真でも作ることができます。

※ステレオカメラとは、被写体を複数、異なる位置・方向から同時に撮影することができるカメラで、左右のレンズから両眼の視差を考慮した写真を撮影。

カメラで撮った写真で作る

通常の数メートル程度離れた被写体を取る場合、デジカメやスマホのカメラを一方向から並行に移動して2枚撮影します。

シャッター間隔は、1回めの撮影から両眼(中心)の間隔で、約6〜7cm程度移動した時点で2回目を撮影します。

つまり、カシャカシャと少しずらして、2枚撮影するだけです。

当然ブレないように注意したほうが良いのですが、画像加工で多少はなんとかなります。

この2枚の写真を左右に並べて、立体視すれば、立体に浮き出たようにみることが出来ます。

画像や写真からPC上で作る

先程は、実際にカメラでステレオペア用の写真を撮影して作成する方法でした。

しかし、実際にカメラで撮影すればできるとしても、気の利いたステレオペアを作るために、写真を撮り続けるのも大変です。

そこで、フリーの画像などを使って、PC上で作ってしまおうというのが、今回の本当のテーマです。

画像を用意

最も簡単な基礎的なステレオペアを作ってみます。

そのために、必要な画像は2枚で、背景用と手前の物体用になります。

この前後(背景と手前)になる画像2枚を加工して、ステレオペアにします。

作成するのがうまくなれば、色々な画像を使えると思いますが、最初は背景も手前の物体も「写真の縁につながっていない独立しているもの」が作りやすいでしょう。

作成工程を見てみる

選んだ画像から、作成ステップをGIFアニメにしていますので、以下のステップナンバーと合わせてご覧ください。

  1. 背景用の画像を用意
  2. 手前の物体用の画像を用意
  3. 背景用の画像の一部を切り取って適当な大きさに整形
  4. ステップ3で作った画像を右にもコピー&ペースト(本来は視差考慮する必要がありますが、ここでは無視して進めています)
  5. ステップ2で用意した画像から、ステップ3の画像にペースト
  6. ステップ5と同じように右側のステップ4の画像にもペースト(ここでは視差を考慮して左右にずらしています)
  7. より立体的に見えるように手前の青いボールの光の反射を片方のみずらして調整(背景用のボールの光の反射は無視できるレベルなので無視)

完成したステレオペアになります。

※これは、交差法でみるステレオペアですが、平行法でみるばあいは、左右の画像を入れ替えてください。

ステレオペア作成のポイント

作成工程を見てもらいましたが、ポイントは選ぶ画像です。

ステレオペアを画像から作るには、作りやすい画像を選ぶことで、簡単に作ることが出来ます。

しかしながら、図形ばかりではつまらないでしょうから、景色で作ってみました。

作り方は同じですので、背景に適していると思われる画像を用意します。

今回は、はっきりわかるように、手前は塔のイラストにしていますが、もっとリアルなものにすれば面白いでしょう。

それぞれを合成すれば、以下のような交差法のステレオペアが出来上がります。

このステレオペアは、実験的に作っていますので、低レベルですが、もっと研究してリアルなものを作ってみてください。

まとめ

ステレオペアとは

2枚の画像を横に並べた形のステレオグラムで、右目用と左目用と視差のある2枚の画像を使い、左右を入れ替えることで、交差法、平行法と見方を変えることが出来ます。

カメラで撮った写真で作る

通常の数メートル程度離れた被写体を取る場合、カメラを一方向から並行に移動して2枚撮影。

シャッター間隔は、1回めの撮影から両眼(中心)の間隔で、約6〜7cm程度移動した時点で2回目を撮影。

この2枚の写真を左右に並べればステレオペアになります。

画像や写真からPC上で作る

前述の写真の取り方を考慮して、フリーの画像からステレオペアを作ります。

必要な画像は2枚で、背景用と手前の物体用。

背景を左右の画像分用意(最初は背景の視差を気にしないで作っても良いでしょうが、景気を背景にする場合は別です)。

手前の物体を左右に少しずらして、見え方を変えます。

色々と手前の物体の位置を変えて、程よいポジションを探してください。

ステレオペア作成のポイントは選ぶ画像

ステレオペアを画像から作るには、作りやすい画像を選ぶことで、簡単に作ることが出来ます。

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