納得できない記憶との相違が著しいマンデラ効果と思われる事柄、3つほど記事にしてきました。
今回は、何らかの動機がある強い記憶が有るわけではありませんが、記憶していたことで行動を変えてきた人体にかんする事柄2つをご紹介したいと思います。
人体の記憶と違う件1:肋骨の形
肋骨の下位5対くらいが遊離していて、浮肋(浮遊肋骨)だったように記憶しています。
何を見たのかはっきりしないのですが、骨格標本だったのではと思います。
その当時、ほんの少しですが空手をやっていたので、脇腹に蹴りを入れる(入れられる)と浮遊肋骨が折れて内蔵に刺さりそうな気がして、勝手に気にしていました。
実際に、相手に蹴りを入れる場合も前蹴りで骨の無い部分にしていました。
骨格の図を見てみる
以下の図で言いますと、緑の上2つの部分が下の1つの緑や青と同じように浮遊肋骨だったような記憶があります。
念の為、調べてみると以下の記述をみつけました。
ヒトの肋骨は、細長く、弓状に曲がっており、胸郭の側壁の大部分を形成している。数は12対あるが、上位7対はそれぞれ後端で胸椎(きょうつい)と関節をつくり、前端はそれぞれ7対の肋軟骨を介して胸骨外側縁と連結している。
中略
下位5対のうち、上位の3対の肋骨の肋軟骨は、すぐ上位の肋軟骨に結合して胸骨と連絡しているが、下位2対(第11対と第12対)は前端が胸骨に達しないで遊離している。これを浮肋(ふろく)(浮遊肋骨)とよび、第10肋骨でも遊離することがある。
人により、第10肋骨でも遊離することがあるようなので、まさに上記の緑の一番下が第10肋骨が遊離している状況のようです。
ちなみに、以下のような画像もありましたので、よく見てみると左側は10肋骨から遊離、右側が9肋骨から遊離しているように見えます。
出典 https://www.nlm.nih.gov/exhibition/historicalanatomies/cheselden_home.html
こう見ると、人によっては違いがでるかもしれませんが、骨格標本などでは一般的なものになると思われるので、自身の記憶とは異なるということになります。
人体の記憶と違う件2:心臓の位置
基本的に人体で急所と言われる場所は、身体の中心線上にあるとされます。
ところが、心臓がだいぶ左よりにある記憶を持っていたので、当時から変だなとおもっていました。
何を見てそのように記憶したのか、あまりにも色々なものが浮かんでしまうので、逆にはっきりしませんが、左側にあると思っている人は意外と多いのではないでしょうか?
たとえば、以下の医学的なイラストになりますが、明らかに左側に心臓があります。
また、以下のイラストは心臓のイメージが明らかに左側です。
左側に寄っている前提でした
今から10年以上前になりますが、左側を下にして横向き寝る癖があり、なんとなく心臓に負担がかかり寝苦しい気がしていました。
今より20Kg以上太っていたので、単純に心臓に負担がかかっていたのかもしれません。
それでも、なんとなく左を上にして寝たら、気分的に楽な気がしていましたので、慣れない向きで寝にくいのですが、極力左を上にしていました。
実際のところは身体の向き関係があるかわかりませんが、左寄りに心臓があると思っていましたので、そのほうが楽だろうとそのようにしていました。
マンデラ効果を調べていて、同じように心臓が左だったという人もいることから、記憶からイラストなどでは左側に描いている人もいるのだと思います。
まとめ
人体のマンデラ効果か?
1:肋骨の形
下の方が胸骨より遊離している部分が多かった
人により遊離している数が多い人もいるようなのですが、最近は遊離が少なくなってきたなんてことではないですよね?
2:心臓の位置
左側にかかれている印刷物や標本類が存在していた気がする
いまでも左寄りのイラストはそれなりに存在しています。
一応医学なので
どちらも、明らかに異なるということではありませんが、医学的なことなのであまりブレがあるのもおかしいかと思います。
単なる記憶違いとは思えないのですが……
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