ロダン『考える人』のポーズの違うCMがあった・・・マンデラ効果!?

以前のマンデラ効果に関する記事に何回かコメントをいただいていたロダンの「考える人」のポーズについて、「左ヒザに右ヒジを置いている」とあったので、ちょっと見てみました。

元々、考える人のポーズで「顎」に手を当てていて「額」ではないので、変だと感じていたのですが、勘違いかもと思いそのままにしていました。

そこで、前述の「右肘を左足に乗せている」との追加情報で、なんだかスゴク変な感じでしたので、ネット上で色々画像や動画をみていました。

スポンサーリンク

アングルによる見間違えもありそう

まず、顎と額で手の位置が異なるということは、一旦置いておきます。

「右肘を左足に乗せている」違和感について、少し考えてみたいと思います。

以下の3点の画像は、見方によっては右肘を「右足」に乗せているように見えなくもありません。

もともと、右に乗せていると漠然と思っているとしたら、左足に乗せているなどと微塵も思わないでしょう。

よくみれば、右腕の角度に違和感を感じますが、それは左足に乗せていると知っているというのも大きいと思います。

しかし、以下のようなアングルですと完全に左足に乗せているのがわかりますが、このようなアングルはあまり一般的では無いような気がします。

 

顎と額…右手の位置が違う件

イラストなら額に手のやつがあるだろうと思って調べたのですが、以下の1つしかみつけられませんでした。

https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im1035029


出典:ニコニコ静画

こんな感じのイラストですが、気になったのが投稿日付ですね。

以前の記事で取り上げた、フランシスコ・ザビエルに対する知恵袋の質問でも 2011年になってからの質問になると、雰囲気が変わっていましたので……

フランシスコ・ザビエルの肖像画の襟元が違う…マンデラ効果なのか?
知恵袋で2010年までの質問には襞襟がついているのが当然という感じでの質問になっていましたが、同じく2011年になると、襞襟がなくてもおかしくないという感じに……

また、置物もありそうなので調べたのですが、こちらも微妙なのが1件しかなく、掲載しているページも引用しずらい感じですので、なんとか額に手を当てているようにみえる置物が1つだけ見つかったということにしたいと思います。

 

CM 動画で気になるものがあった

IBM の CM 動画なのですが、考える人の彫像が出てくるものになっています。

まずは、見てもらったほうが早いので該当する付近(29秒)からスタートするようにしています(少し戻りますが12秒から14秒のあたりも出てきます)。

IBM Personal System 2 PS/2 Computer Commercial (1989)

実際に記憶にある「考える人」と CM のため若干異なるポーズになっています。

首を回して左手首にある時計型ディスプレイを見ているため、右手も若干額から離れています。

逆に言えば、だからこそこの動画で見ることが出来るとも言えるのかもしれません。

ちなみに、この動画の考える人は「右肘を左足に乗せている」ように感じます。

 

IBM の CM という点が重要

誰が作ったかわからない作品なら、勘違いじゃないのかと言いたくもなりますが、IBM クラスの企業が本来「顎」にあるべき右手を、勘違いして「額」にあるものとして撮影してしまった……ということがあるのでしょうか?

そもそも、それ自体がパロディのようなものであり、顎に有るべき右手を分かった上で額に位置させているというのなら仕方がありません。

しかし、この CM では、考える人ですら左手にある時計型のディスプレイを覗き込みたくなるというような内容かと思いますので、額に手があるより顎に手があるほうが表現しやすいのではないでしょうか?

 

まとめ

考える人のポーズはやはり違う気がする

IBM の CM 動画が興味深い

実際に記憶にある「考える人」と CM のため若干異なるポーズですが、だからこそこの現時点で見ることが出来るのかもしれません。

IBM の CM という点が重要だと思う

IBM クラスの企業が勘違いして撮影してしまった……ということがあるのでしょうか?

もちろん、パロディのようなものであるというのなら仕方がありません。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました