Ubuntuベースのデスクトップディストリビューションで、Pantheonデスクトップ環境のすっきりしたOSです。
2018年の夏に5.0のBeta版がリリースされ、ここに来てやっと安定版がリリースされました。
また、バージョンが0.4.1から、いきなり5.0になっています。
「elementary OS」は、安定して運用中のOSであり、5回目のメジャーリリースなので、1.0ではなく、5.0が理にかなっていると判断したようです。
なお、パット見は、Mac OSのようなデスクトップになっており、シンプルでおしゃれな感じがします。
『elementary OS 5.0』のデスクトップはこんな雰囲気
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
『elementary OS 5.0』の特徴
Windowsでも、Linuxでも、プリインストールアプリは、比較的多く入っています。
インストール後、スグに色々な作業で使えるようにとの配慮や、お得感があるような気がするかもしれません。
しかし、プリインストールアプリの多くは、使わないまま放置されているという人も、相当数いるのではないでしょうか?
今回の「elementary OS」は、必要最小限のアプリのみで、あとは好みのものを自分でインストールしていけます。
もちろん、アプリストアから簡単にインストール可能ですが、有料もあるので、よく見てからインストールしましょう。
システム要件
今回のバージョンになって、推奨するメモリが4GB(前バージョン0.4.1では1GB)になっています。
推奨システム要件
- CPU:最近の Intel Core i3 またはそれと同等のデュアルコア 64bit プロセッサー
- メモリ:4GB のシステムメモリー
- 15GB のディスクスペースのある SSD
- インターネット接続も必要
- ディスプレイ解像度:1024×768
なお、厳密な最小システム要件は設定していないとのことですが、前バージョンにおきまして少し調べていますので、その時の情報を記載しておきます。
前バージョン(0.4.1)の推奨システム要件
- CPU:Intel Core i3 またはそれと同等のデュアルコア 64bit プロセッサー
- メモリ:1GB
- 空きディスクスペース:15GB
- インターネット接続も必要
メモリーを768MBにして、VirtualBoxにて起動させてみました。
なんとか我慢できるレベルでOSが起動し、アプリもとりあえず使えるようでした。
ダウンロード
公式サイト
最近多いと思いますが、「価格はあなた次第」となっており、OS自体を購入してもらう形を取っています。
しかし、価格は自分で決めることも可能なので、カスタムに「0」と金額を指定して、ダウンロードさせてもらえば、無料OSとして利用できます。
尚、インストールや日本語入力の設定については、別記事にさせてもらいます。
まとめ
「elementary OS」は、5回目のメジャーリリースなので、0.4.1から1.0ではなく、5.0へ
『elementary OS 5.0』の特徴
必要最小限のアプリのみで、あとは好みのものを、アプリストアから簡単にインストール可能です。
推奨システム要件
- CPU:最近の Intel Core i3 またはそれと同等のデュアルコア 64bit プロセッサー
- メモリ:4GB のシステムメモリー
- 15GB のディスクスペースのある SSD
ダウンロード
公式サイトより
「0」と金額を指定して、無料でダウンロードすることもできます。
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