『DuZeru』は、DebianのStableブランチをベースにしているブラジルのディストリビューションです。
デフォルトデスクトップ環境には、Xfceを採用しており、DebianとXfceとの取り合わせなので、使ってみると使いやすい慣れた感じでした。
また、多少古めのPCでも使えそうですので、Windows Vistaあたりのサポートが切れてしまったOSが、インストールしてあるPCレベルも対象になりそうです。
「DuZeru 3」のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBox(Ver.5.2.12)にて、起動状況の確認を行い動画にしています。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
「DuZeru 3」について
DebianベースのOSで、日本語化や日本語入力にも問題がなく、インストールできれば、使いやすいOSです。
この『DuZeru』は、Debian StableとXfceデスクトップ環境の組み合わせで、できるだけカジュアルに、時折プロフェッショナルで、または学生のニーズを満たすことができるようなOSを目指しているようです。
プリインストールアプリは、最小限程度しかないのですが、自分で好みのアプリケーションをインストールしたい方には向いています。
特に古めのPCで、メモリが少ない場合は、アプリによっては重いもあるかと思いますので、自分で選んでインストール出来る方には、かえって都合が良いでしょう。
システム要件について
- CPU:1.0 Ghz(x64 EFI MBR/BIOS Legacy)
- RAM: 512MB
- HD: 4.5GB
- VÍDEO:12MB
- VGA:640 x 480
低めのシステム要件ですが、CPUが合わないと駄目なので、すべてOKというわけではありません。
VGA:640 x 480なので小さな画面のディスプレイでも対応できます(HDDへインストールする場合に、インストーラー画面は、はみ出します)。
ちなみに、VirtualBox上ですが、メモリを512MBにして起動確認してみました(CPUは1.7Ghz)。
以下の映像をご覧ください。
メニュー操作は、ほとんどメモリ2GBと変わらない状況です。
また、上の映像にありますように、テキストエディタを起動してみましたが、立ち上がりが少し遅い気がします。
しかし、入力に関しては、日本語変換も含めて遅延は感じませんでした。
あくまでも、メモリ消費が少なめのアプリケーションだからですので、ヘビーなアプリはこのようには行かないと思います。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://duzeru.org/pt#du-zeru-os
sourceforge.netからのダウンロードになります。
インストールと日本語入力については、別記事にさせていただきます。
まとめ
『DuZeru』は、ブラジルのディストリビューション。
「DuZeru 3」は軽く使いやすい(個人的に)
Debian StableとXfceデスクトップ環境の組み合わせ
プリインストールアプリは最小限
システム要件について
- CPU:1.0 Ghz(x64 EFI MBR/BIOS Legacy)
- RAM: 512MB
- HD: 4.5GB
VirtualBox上ですが、メモリを512MB(CPUは1.7Ghz)にして起動確認しましたが、メニュー操作もほとんどメモリ2GBと変わらない状況です。
アプリケーションによっては、違いが出るとは思いますが、ホームユースならば古めのPCでも使えると思います。
ダウンロード
公式サイトダウンロードページより
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