Pop!_OSは、UbuntuベースのLinuxディストリビューションで、コンピュータ販売会社のSystem76によって開発されました。
このOSは、開発者、メーカー、コンピュータサイエンスの専門家を対象としており、利用者が作業に集中できるように意図して設計され、カスタムGNOMEデスクトップ環境を採用しています。
今回は、Pop!_OS 18.10 について、システム要件やダウンロード、およびインストールメディアの作成まで、まとめた内容になっています。
Pop!_OS 18.10 のデスクトップはこんな感じ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
低スペックパソコンで録画していますので、その分の負荷で実際より少し重い感じになっています。
Pop!_OS 18.10 について
デフォルトでフルディスク暗号化を提供しています(暗号化しないことも可能)。
ユーザーインストールからの情報を、収集または保存しません。
GNOMEデスクトップ環境なので、作業に集中しやすく、スマホのようなイメージのデスクトップ環境です。
殺風景な印象ですが、パソコンのデスクトップ位は、静かに落ち着いて作業に没頭したいものです。
ただし、軽量タイプのデスクトップ環境と比べて、若干メモリも必要です。
以前のバージョンについて
いままで、旧バージョンについて、インストールを行ってみたのですが、うまくインストールできなかったり、日本語化や日本語入力に問題が出たりと、うまく行きませんでした。
インストールから日本語入力までを、比較的簡単にできない場合は、極力記事にしないほうが良いと思っていますので、残念ながらいままで見送っていました。
もちろん、インストールしたこちらの環境によることもありますので、ご了承ください。
しかし、この18.10については、普通にインストールして、日本語入力も比較的簡単に出来る状態でしたので、今回記事にさせてもらいました。
最小システム要件
- CPU:64ビットプロセッサ
- メモリ:2GBのRAM(推奨4GB)
- 必要な空きディスク容量:16GBのストレージ(推奨20GB)
現役の普及パソコンレベルのシステム要件になります。
通常は、Windows 7 からインストール可能だと思われます。
ダウンロード
「DOWNLOAD」をクリックすると以下のウインドウが表示されます。
インストールメディア(USBメモリ)への書き込み
今回は、UNetbootinにて作成しています。
問題なくライブ起動出来ています。
USBメモリへの書き込み方法は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
Pop!_OSは、UbuntuベースのLinuxディストリビューション
- 開発者、メーカー、コンピュータサイエンスの専門家を対象
- 作業に集中できるように意図して設計
Pop!_OS 18.10 について
- デフォルトでフルディスク暗号化を提供
- ユーザーインストールからの情報を、収集または保存しない
- GNOMEデスクトップ環境なので、作業に集中しやすい
最小システム要件
- CPU:64ビットプロセッサ
- メモリ:2GBのRAM
- 必要な空きディスク容量:16GBのストレージ
ダウンロード
OSの公式サイト・トップページより
USBメモリへの書き込み
UNetbootinにて作成し、問題なくライブ起動出来ています。
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