ステレオグラムが視力回復に有効とかで、スマホアプリや、文庫本でシリーズ化されていたりします。
実際に試してみると、効果がありそうな気がするものの、なかなか続けられないので、結局は良くわからなかったりします。
そんなステレオグラムですが、続かない理由のひとつは、本などでも数十種類の作品はあるものの、同じステレオグラムばかり見ていてもつまらないので、続かなくなることも原因のひとつではないでしょうか?
それなら、自分で作ってしまえというのが、今回のテーマです。
自分で作るなら、それ自体をコンテンツとしてSNSで共有したり、ブログにアップできますので、一石二鳥です。
ステレオグラムについて
ステレオグラムはフリーソフトで作ることができますが、一応ステレオグラムについて基本的なことを確認しておきたいと思います。
ステレオグラムは、平面に描かれた図や絵などを、立体的に見えるようにした画像です。
左右の目で、それぞれ別々に見るようにして、平面上のイメージを立体的に見せることが出来ます。
あたりまえですが、両眼は、微妙に異なった像を見ています。
例えば、眼の前に指を立てて、右目と左目を交互に閉じたり開いたりしながら見ていると、背景が左右にずれて見えるはずです。
その見え方の違いを、脳が総合的に判断して、立体として認識することができます。
つまり、ステレオグラムは左右の見え方の違いである視差を利用して、平面にある画像を立体的に認識させます。
ステレオグラムで立体視する方法は、2種類ある
平行法
遠くのものを見るようにみることで、立体的にみえるようにする方法
交差法
近くのものを見るときの感じで、寄り目の要領で立体的にみえるようにする方法
以下の記事では、図で説明しています。
あなたも作れるステレオグラム
実は、ソフトが無くても自分で作ることが可能で、先ほどの説明にありますように、両眼の視差を考えて画像を用意すれば、ステレオグラムを自作出来ます。
しかし、実際に手作業で作るのは、作業自体はシンプルですが、手間がかかります。
そこで、フリーソフトの出番ということですね。
StereoPictで簡単作成
2種類のステレオグラム、ランダムドット・ステレオグラム(RDS)とカラーフィールド・ステレオグラム(CFS)を簡単に作成できる『StereoPict』。
ちなみに、こんな奴ができます(隠れている模様は両方共同じです)。
平行法、交差法どちらでも見ることができますが、隠れている立体画像の凹凸が逆になります。
ランダムドット・ステレオグラム(RDS)
カラーフィールド・ステレオグラム(CFS)
StereoPictの主な特徴
- 利用できる機能のパラメータは細かく指定可能
- ステレオグラムが滑らかな表示になるように工夫
- ステレオグラム作成のための素材やサンプルも用意
動作OS
古いソフトですので、現在サポート中のものは記載されていませんが、Windows 10 で動作しています。
ダウンロード
Vectorより
https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/art/se342083.html
まとめ
ステレオグラムは、左右の見え方の違いである視差を利用して、平面にある画像を立体的に認識させます。
ステレオグラムで立体視する方法は2種類
- 平行法:遠くのものを見るようにみることで、立体的にみえるようにする方法
- 交差法:近くのものを見るときの感じで、寄り目の要領で立体的にみえるようにする方法
StereoPictで簡単作成
2種類のステレオグラム、ランダムドット・ステレオグラム(RDS)とカラーフィールド・ステレオグラム(CFS)を簡単に作成できる『StereoPict』。
動作OS
Windows 10 で動作
ダウンロード
Vectorより
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