やっと試すことができました『Storyboard』…Googleの実験的アプリなのですが、AIを利用して動画を自動で勝手に、マンガ風にレイアウトしてくれるというこのアプリ。
なぜ、リリース後2ヶ月も待ったかといいますと、システム要件が、Android 5.0以上であり、エミュレーター3種を試しても対応できずに、実機が必要で現在に至ってしまったわけです。
ということで、やっと新しいデバイスを入手したので、『Storyboard』をご紹介します。
まずは、完全にお任せにして作成
勝手にやってくれるのが売りなので、な〜んも考えずにやってみることにしました。
とりあえず動画は、必要ですから、以下の動画を用意して何ができるのか見てみます。
出力された画像4つを横に繋いだのが、このページのトップにある画像です。
要約のようになっているだけで、なんだかストーリーがわかりません。
もともとそういう動画ではありますので、要点を絞っていくつかのテーマで動画を切り分けてみます。
ポイントを絞った動画を2つ用意
自撮りをしながらみんなで飛び込む
3人で飛び込もうとしている!?
この2つの動画を、先ほどの長めの動画から切り分けてつくりましたので、さてどうなるでしょうか?
まずは、ひとつ目「自撮りをしながらみんなで飛び込む」
次は、「3人で飛び込もうとしている!?」
こいつは結構いいんじゃない!?
「3人で飛び込もうとしている!?」このミニ動画からできた画像で、面白い感じのがあったので、吹き出しでセリフをつけてみました。
これはPCで作業していますが、スマホアプリにもあるので、合わせ技でコミック作品ができそうです。
使ってみた感想等
Googleの実験的なAI・人工知能アプリなので、使い方次第で色々な作品を作ることができそうです。
今回は、1つの動画からいくつかのシーンを切り出して、それぞれについてStoryboardで作らせて、吹き出しセリフをいれたら、ちょっとしたコミック作品ができるかもしれません。
可能性を感じるアプリですので、本当はPC上でエミュレーターで使えると便利なのですが、残念ながらダメでした。
ちなみに、ダメだったのは以下の3つ(Windows 10にて)。
- Genymotion:Nexus 7、Galaxy S6、Pixel 8の3機種でエラーが出てインストールできず
- NoxPlayer6:インストールはできても、問題が発生して終了
- Windroy:インストール状態にもならず
上記以外は試していないのでわかりませんし、あくまでもテストした環境下におけるものかもしれません。
Storyboardの使い方
書くまでも無いので、流れだけにしますが、加工するビデオを選んで、画面出力された画像が気に入るまで、ひたすら下へスワイプするだけで、次々と新しく出力されます。
気に入ったものができたら、画面をタップして、保存するなりシェアするだけです。
システム要件
Android 5.0 以上であり、iOS版は現在ありません。
ダウンロード
まとめ
Storyboardは、AIを利用して動画を自動で勝手に、マンガ風にレイアウトしてくれるというGoogleの実験的アプリ。
完全にお任せで長い動画から作るより、ポイントを絞った短い動画にパート分けして、作ってもらうといい感じにできます。
さらに、吹き出しアプリで加工することで、コミックになってしまいますので、Storyboardを使ったコミックブック作成も可能です。
ひとつだけ残念なのが、PC上でエミュレーターで使えなかった点で、スマホやタブレット上からしかできませんでした。
システム要件:Android 5.0 以上
ダウンロード:Google Play
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