Windows Essentials 2012が、2017年1月10日にサポート終了となり、ムービーメーカーがダウンロードできなくなって、もう半年以上経ちました。
その後、ムービーメーカーの後継ソフトの話も、なんだか立ち消えてしまったようで、なんの音沙汰もないようです。
ということで、この数ヶ月間ムービーメーカーに替わるソフトをゆるく探してきましたが、やっとこれかなというのが見つかりました。
ソフトの条件を確認
フル機能を無料で使える
日本語表示でわかりやすい
簡単で感覚的に操作が可能
ムービーメーカー的な操作感
これを目安に見てみましょう。
フル機能を無料で使える
いくつか試して、これはいいかもと思ったものはあったのですが、有料版に切り替えろとか、期限があったりとか、ソフト自体の機能ではありませんが、プロモーション的にあまりいい感じがしないソフトでした。
無料と表現しているならフル機能、基本的に1ヶ月程度の無料ではなく、せめてそのバージョンでは無料を貫いてほしいものです。
日本語表示でわかりやすい
英語版のものは結構ありますが、やはり細かな操作をする時にいちいち訳しながらしていられません。
また、ソフトの操作自体に慣れていない理由ですから、英語であることで更に敷居が高くなってしまいます。
簡単で感覚的に操作が可能
これって結構重要な要素です。
感覚的に合うソフトは、比較的に難しい操作のものでも使うことができますが、その逆は使いにくいでしょう。
ムービーメーカー的な操作感
もともとムービーメーカーを探している人が多いと思いますので、ムービーメーカーライクの操作感があるものを探しています。
また、機能的に見てムービーメーカーの機能をできるだけ網羅するソフトということで見てみます。
候補は複数あったけど
前置きはなしで、『Shotcut』がいい!
上記の4条件を見てみると以下のとおりです。
フル機能を無料で使える
もちろん無料で自由に使えます。
日本語表示でわかりやすい
基本的に日本語ですぐに使えます。
日本語化などの必要はありませんでした。
簡単で感覚的に操作が可能
どのレベルの動画編集かによるとは思いますが、ビデオをいくつか貼り付け、BGMをセットして、あとはテキストを入れ込んで、出来上がりという感じで、マニュアルなどは何も見ないでできました。
ムービーメーカー的な操作感
割りと似ている操作感ではありますが、機能的には全然上になります。
簡単に作ることもできますが、作り込むことも可能で、初級者から上級(定義は難しい)者までも利用可能だと思われます。
ちなみに、ここで言う上級者とは、個人が作ったYoutubeで比較的に良い映像と感じるレベルを想定しています。
現状わかる相違点
まず、一番気になるところは、テキスト文字についてのエフェクト関係、もちろんテキスト文字は表示できますが、どうも根本的にこの部分は考え方が違うようです。
もし、Youtubeでよくみかける文字スクロール動画を作りたいという方は、残念ですが無理かもしれません。
HTMLが表示でき、Javescriptも稼働できそうなので、同じような動作はできるかもしれませんが、ムービーメーカーほど簡単にはできないと思います。
今後、引き続き調べてみようと思っています。
『Shotcut』はこんな感じ
ソフトを実行し、上部のバーにある『プレイリスト』と『履歴』ボタンを押して、左右のウインドウを開き、素材のビデオとBGMの音楽を用意した状態です。
上の画像をクリックすると拡大表示できます
ビデオと音声のトラックを下部に追加しました。
上の画像をクリックすると拡大表示できます
ビデオを映像のトラックに載せてつなげたところです。
上の画像をクリックすると拡大表示できます
ビデオのつなぎ目や音声の終わりをフェードイン、フェードアウトさせています。
上の画像をクリックすると拡大表示できます
ここにスクリーンショットはありませんが、このあとテキストを追加してできたのが下記動画です。
あくまでも雰囲気だけですが、見ていただければと思います。(音がでますのでボリュームにご注意ください)
初めて触ったソフトですが、20分位で作りました。
基本的な機能だけしか使っていませんので、もっとしっかりと作り込むことも可能で、今後も使っていきたいソフトでした。
本当はもっと使い込んでから、記事にすべきですが、少しの時間でこれぐらいできるソフト…ということをお見せ出来ればと思いまして、使用感のイメージだけになりますが、参考にしていただければと思います。
ちなみに、公式サイトのFAQを機械翻訳したものが下記ですので、こちらも参考になれば…
ダウンロードとセットアップは
Windows用のインストールしないで利用できるタイプもありますので、すごくいい感じです。
インストールして、色々と関連付けを行いたい方はインストールタイプを選べば良いでしょう。
https://www.shotcut.org/download/
更に今後無料OSに替えても使える
今回はWindows 10で使えるムービーメーカーに替わる無料のソフトということでご紹介しました。
しかし、Windows 10もいつかはサポートが切れますので、
違うOSに乗り換えることを考えるかもしれません。
そんな時、今回ご紹介した動画編集ソフトがWindows専用のソフトですと、結局無料のソフトを使っていても、OSにお金がかかってしまう可能性があります。
しかも、Windowsはサポートが切れて使っていると、サイバー攻撃にさらされて大変なことになるかもしれません。
そうならないために、無料OSであるLinuxなどへの乗り換えをご案内していますので、その時にまた違う動画編集ソフトにするのでは、意味がありません。
ということで、この『Shotcut』は無料OSであるLinuxなどでも使えますので、ぜひ試してみてください。
まとめ
探すソフトの条件を以下のように考えます。
フル機能を無料で使える
日本語表示でわかりやすい
簡単で感覚的に操作が可能
ムービーメーカー的な操作感
候補は複数ありましたが、どれもどこかで引っかかってしまいましたが、やっと見つけました。
前置きはなしで、『Shotcut』がいいと思います。
いままでは、少し難しいムービーメーカーとはタイプが異なる『Aviutl』をオススメするしかありませんでした。
『Aviutl』は大変素晴らしいフリーソフトですが、ムービーメーカーの替わりになるかと言えば、難しいということと、動画編集のアプローチが違いますので、ある意味取っ付きにくいと思います。
しかし、個人的にですが、この4条件をほぼ満たすと思われる動画編集ソフトを見つけました。
ただ一つ気になることが、テキスト文字についてのエフェクト関係、もちろんテキスト文字は表示できますが、どうも根本的にこの部分は考え方が違うようです。
今後、引き続き調べてみようと思っています。
無料で使えますので、あなたも自分で試してみてください。
https://www.shotcut.org/download/
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