鹿児島銀行を装うフィッシング…おかしなメールタイトル!

フィッシング対策協議会では、「鹿児島銀行をかたるフィッシング(2021/05/06)」が発生として注意を促しています。

2021/05/06 11:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC に サイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。

なお、今後類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。

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フィッシングメールの件名と内容

下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。

件名
・ 【重要なお知らせ】鹿児島銀行 ID 必要の再アクティブ化リクエスト
・ 【重要なお知らせ】<鹿児島銀行>行利用確認

さらっと読むと普通に読めてしまうかも知れませんが、おかしな表現になっています。

まあ、日本語を知らない外国人が適当な作業で作ったのでしょう。

内容

フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。

サンプル1

いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。

昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。

このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら
https://www.kagin.●●●●/login.php

以下省略

この文面は、最近出回っているものと同じ内容です。

流石に騙される人は殆どいないと思いますが、文章内容は取り敢えず読めるレベルかと思いますので注意してください。

サンプル2

【鹿児島銀行】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら
https://www.kagin.●●●●/login.php

弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、 大変お手数ではございますが、下記URLからログインいただき、

https://www.kagin.●●●●/login.php

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。

以下省略

サンプル2の内容も同じ様な文面が多く出回っています。

いきなり冒頭と後半のリンク表記部分以降は、日本語としておかしい状況になっていますので、初めて見た方でも変だと思うでしょう。

また、両サンプルとも URL 表記は、「kagin」が入っているだけですが、鹿児島銀行の正しい URL を知っている人は、利用者の中にも少ないと思いますので、ご注意ください。

 

公式サイトの注意喚起

鹿児島銀行を名乗る偽メールにご注意ください。
https://www.kagin.co.jp/kojin/ebank/news/20210505_044.html

 

メールの内容が気になる場合

実際に 鹿児島銀行を利用されていると気になるかもしれません。

また、最近ネットで慣れない取引をしたばかりですと、ミスったかと気にする人もいるでしょう。

気になる場合は、まずネットで検索してみましょう。

該当する詐欺情報がなく、なんらかの確認が必要と感じてしまっても、メール記載のリンクから手早くアクセスして解決しないように注意しましょう。

アクセスして確認するなら、自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートからアクセスしましょう。

 

まとめ

鹿児島銀行をかたる詐欺メールに注意

メールの件名と内容

メールの件名はよく見るとおかしな表記になっています。

メールの内容は最近良く出回っているものですが、おかしな表現もマネています。

メールの内容が気になる場合

ネットで特徴的な文面を検索すると詐欺情報が見つかるでしょう。

もし、見つからなくアクセスする必要を感じたら、メール記載のリンクからではなく、以前アクセスしたことのある別の正式なルート(ブックマークや公式アプリなど)からアクセスしましょう。

 

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