フィッシング対策協議会では、「厚生労働省 (コロナワクチンナビ) をかたるフィッシング(2022/04/13)」が発生として注意を促しています。
2022/04/13 17:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。
なお、今後類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
2021年8月にも殆ど同じメールタイトルと文章内容でバラまいていました。
現在もワクチン3回目の接種を進めている時ですので、狙ってメールを送りつけていると思われます。
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
自衛隊大規模接種センターの予約については、下記注意事項をご覧頂き、ページ下部に記載のWeb予約サイト、LINEまたは、専用お問い合わせ・予約窓口(電話) により、予約を行ってください。
■予約サイトへ
■お問い合わせ・予約窓口
以下省略
このメールはフィッシングサイトへのリンクが引用部分(2箇所)を含めて、しつこいぐらい多く合計4箇所存在しています。
本物をコピーして作成したフィッシングサイトへ誘導できれば、クレジットカードや金融関係のフィッシングではないので、騙しやすいと思っているのでしょう。
ちなみに、厚生労働省のサイトを確認しますと、以下の記述があります。
公式サイトでの注意喚起
厚生労働省: 新型コロナウイルスを題材とした攻撃メールについて
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09393.html
メールの内容が気になる場合
こんな時期ですので、中には反応してしまう人もいるかもしれません。
もし気になる場合は、ネットで特徴的な文言やメールタイトルを検索してみましょう。
万一、フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メールのリンクからアクセスせずに、自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
まとめ
自衛隊大規模接種センターを装う詐欺メールに注意
このフィッシングメールについて
メールにあるリンクから本物ソックリなフィッシングサイトへアクセスすると、色々と情報を収集されたあとで、本物のサイトへ繋げますので、騙された事に気づかない人もいるかもしれません。
メールの内容が気になる場合
まずは、ネットで検索してみましょう。
詐欺情報がみつからなくアクセスして確認する必要を感じたら、一般的には以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
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