WebM 形式の動画フォーマット…ネットから見れない?

今回このテーマについて取り上げましたのは、脳トレ記事で作成している動画が再生・表示されないと連絡をいただいて、「えっ嘘だろう?!」ってなったからです。

慌てて、パソコンにまっさらな状態の Google Chrome(当サイトにおいてのブラウザシェアから考えて Chrome ベースのモノも含めると大半がカバーできると思われるため)を新規にインストールして確認してみたところ再生・表示され、取り敢えず大半の人には見れると安心し、少しおちついて調べることにしました。

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WebM フォーマットについて

まずは、WebM について基本的な事を確認したいと思います。

WebM(ウェブエム)は、Googleが開発しているオープンでロイヤリティフリーな動画のコンテナフォーマット。ウェブに親和的なオープンなフォーマットであると共に、軽量さと高品質を両立することを目標としている。

Wikipedia より

 

対応するブラウザは?

サポートされている Web ブラウザは、現状以下の通りになっています。

・Mozilla Firefox 4 以降
・Opera 10.60 以降
・Google Chrome 6 以降
・Microsoft Internet Explorer 9 以降(WebM MF コンポーネントが必要)

WebM Project より

 

macOS や iOS の Safari の場合は?

Apple adding WebM audio codec support to Safari with iOS 15

少し古いのですが、上記のページ(英語)から該当部分を抜粋し google 翻訳したものです。

macOS での Safari 14 の別のアップデートでも、WebM ビデオコーデックのサポートが追加されましたが、これは Safari の iOS バージョンには追加されませんでした。

つまり、iOS は現状(2021.08.10)未対応ということのようです。

WebM フォーマットのみの動画ファイルしか用意されていない場合は、iOS からは再生・表示することができません(現状の当サイトの動画)。

 

今後の当サイトでの動画対応

できればパソコンで WebM に対応するブラウザを利用し、当サイトの動画をご覧いただきたいとは思いますが、iPhone 等 iOS 環境しか無い方もいるかと思います。

また、「そこまでして見るほとでは無い」と言われてしまうでしょう。

今後については、何らかの形で「mp4」フォーマットなどを並行して、なるべく多くの方にも見ていただけるように検討したいと思います。

すでに公開しているものについては、対応が難しいとは思いますので、ご了承ください。

 

まとめ

WebM について

Googleが開発しているコンテナフォーマットで、ウェブに親和的であり、軽量さと高品質を両立することを目標としているとのことです。

対応するブラウザ

基本的に Firefox、Opera、Chrome、Safari などの最新版では利用が可能です。

ただし、iOS(Safari)は現状未対応ということのようです。

 

 

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