ソフトバンクは、2020年4月に外出先も含めた就業時間中に全面的な禁煙を義務づけ、2019年4月から段階的に実施すると発表しています。
現在喫煙する人にとっては、ゾッとするようなことなのだと思いますが、健康のためには禁煙を行える良いチャンスかもしれません。
しかし、中にはどうしても禁煙できずに退職なんてことを考える方も出るかもしれません。
また、今後ソフトバンクへは、喫煙者の入社希望は無くなってくると思いますので、上手く行けば非喫煙者の会社になっていくでしょう。
だたし、タバコだけの問題で終わればですが…
世論はどうなのか?
ネット上の調査なので、偏りがあるかとは思いますが、目安にはなりますので確認しておきましょう。
現在調査の途中ですが、以下のような状況になっています。
ソフトバンクは、2020年4月から外出先も含めた就業中の完全な禁煙を義務づけると発表しました。生産性の向上につなげることを狙うとしていますが、この方針についてどう思いますか?
Yahoo!ニュース 意識調査調べ(3/22現在の途中結果)
全国の成人喫煙率は?
調査機関や時期によって、若干違いがありますが、概ね以下のような比率になります。
- 男性29.4%
- 女性7.2%
- 男女計17.7%
厚生労働省「国民健康・栄養調査結果の概要」(平成29年)より
個人的には、タバコの煙が苦手というより嫌いなので、そのような場所が多くなるのは賛成なのですが、実際に就業時間中に完全禁煙となると色々な問題があると思えてなりません。
全国の喫煙者の比率より反対が多い?
アンケートの集計途中なので、はっきりわかりませんが、喫煙者の比率より就業時間中の完全禁煙に反対する人が多いようです。
現時点の状況からみると、アンケートに答えている3人のうち2人は、この禁煙の義務付けに賛成とのことで、3人のうち1人は反対ということになります。
タバコ以外の場合は?
喫煙所がある前提で、この対応が健康のための理由だけなら、反対票は多くならないと思いますが、喫煙休憩を禁止するならば、コーヒータイムやトイレの時間ですら問題になると考えるのではないでしょうか?
喫煙所の場所によっては、コーヒーを自販機に買いに行ったり、給湯室などでお茶を入れたりする時間の方が長くかかってしまう場合も考えられます。
また、体調によっては何度もトイレに行くような日があれば、そのような時間を合計すると喫煙による時間のロスと比べても、あまり変わらない場合もあります。
それに、喫煙者だけど効率の良い仕事をする人もいれば、非喫煙者でダラダラしていて、成果が上がらない人もいるかもしれません。
そう思うと、社員だけではなく長期のパートでも、会社への貢献や仕事の成果で判断・評価する仕組みを構築するほうが、文句も出にくいと思うのですが……
まとめ
ソフトバンク、2020年4月に外出先も含めた就業時間中に全面的な禁煙を義務づけへ
Yahooの意識調査調べ(3/22現在の途中結果)では
- 賛成:63.2%
- 反対:32.1%
全国の成人喫煙率(2017年)からみると
男女計:17.7%
色々な調査で若干の違いがあるものの概ね2割弱
現状、喫煙者の比率よりも反対が多いような状況になっています。
タバコ休憩以外もある
喫煙休憩を禁止するならば、コーヒータイムや体調や体質による長いトイレの時間ですら問題になるかもしれません。
健康のために禁煙を行うのは良いことでしょうが、就業中の全面禁煙は他の問題に飛び火しそうです。
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