フィッシング対策協議会では、「Mastercard をかたるフィッシング(2021/11/18)」が発生として注意を促しています。
2021/11/18 13:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。
なお、今後類似のサイトが公開される可能性に注意とのことです。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
取り敢えず開かせるだけのメール件名としているようです。
常識的には、「○○について」が書かれていないと、「またフィッシングか?」になってしまいますよね?
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
Mastercard利用いただき、ありがとうございます。 このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。 お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
以下省略
最近よく出回っている詐欺メール文章になっています。
特にコメントすることもなく、この文章をみたら詐欺と同義ですね。
まあ、金融関係なので気になる人はいるかもしれませんが、こんなメールでいまだに騙される人がいるのでしょうか?
公式サイトの注意喚起
フィッシング詐欺にご注意ください
https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/consumers/get-support/phishing.html
メールの内容が気になる場合
よく出回っている文章ですので、多くの方はスグに詐欺と気がつくでしょう。
それでも気になった方がいたら、サービス名や特徴的な文言でネット検索してみましょう。
フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メール記載のリンクからアクセスせずに、以前自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
まとめ
Mastercard をかたる詐欺メールに注意
このフィッシングメールについて
よく見る詐欺メールで、サービス名称とフィッシングサイトを変えただけと言えるようなものです。
メールの内容が気になる場合
ネットで特徴的な文言を検索してみましょう。
詐欺情報がみつからなくアクセスして確認する必要を感じたら、以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
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