ここではあくまでも、厚生労働省の平成28年簡易生命表の概況「主な年齢の平均余命 」データを元に、今後の余命を見てみたいと思います。
特別な質問やテストによるものではなく、実際のデータによりますので、中途半端なテストよりは、信憑性があります。
若い20代、30代の方はいいとして、40代以降の方には、インパクトがあるかも知れません。
平均余命からみるあなたの残り時間
平均余命とは、各年齢において平均してあと何年生きられるかという期待値のこと。
厚生労働省の平成28年簡易生命表の概況より
主な年齢の平均余命(単位:年)
男性 | |||
年齢 | 平成28年 | 平成27年 | 前年との差 |
0歳 | 80.98 | 80.75 | 0.23 |
5歳 | 76.20 | 75.98 | 0.22 |
10歳 | 71.23 | 71.02 | 0.21 |
15歳 | 66.26 | 66.05 | 0.21 |
20歳 | 61.34 | 61.13 | 0.21 |
25歳 | 56.49 | 56.28 | 0.21 |
30歳 | 51.63 | 51.43 | 0.20 |
35歳 | 46.78 | 46.58 | 0.20 |
40歳 | 41.96 | 41.77 | 0.19 |
45歳 | 37.20 | 37.01 | 0.19 |
50歳 | 32.54 | 32.36 | 0.18 |
55歳 | 28.02 | 27.85 | 0.17 |
60歳 | 23.67 | 23.51 | 0.16 |
65歳 | 19.55 | 19.41 | 0.14 |
70歳 | 15.72 | 15.59 | 0.13 |
75歳 | 12.14 | 12.03 | 0.11 |
80歳 | 8.92 | 8.83 | 0.09 |
85歳 | 6.27 | 6.22 | 0.05 |
90歳 | 4.28 | 4.27 | 0.01 |
女性 | |||
年齢 | 平成28年 | 平成27年 | 前年との差 |
0歳 | 87.14 | 86.99 | 0.15 |
5歳 | 82.37 | 82.20 | 0.17 |
10歳 | 77.39 | 77.23 | 0.16 |
15歳 | 72.42 | 72.26 | 0.16 |
20歳 | 67.46 | 67.31 | 0.15 |
25歳 | 62.53 | 62.37 | 0.16 |
30歳 | 57.61 | 57.45 | 0.16 |
35歳 | 52.69 | 52.55 | 0.14 |
40歳 | 47.82 | 47.67 | 0.15 |
45歳 | 42.98 | 42.83 | 0.15 |
50歳 | 38.21 | 38.07 | 0.14 |
55歳 | 33.53 | 33.38 | 0.15 |
60歳 | 28.91 | 28.77 | 0.14 |
65歳 | 24.38 | 24.24 | 0.14 |
70歳 | 19.98 | 19.85 | 0.13 |
75歳 | 15.76 | 15.64 | 0.12 |
80歳 | 11.82 | 11.71 | 0.11 |
85歳 | 8.39 | 8.3 | 0.09 |
90歳 | 5.62 | 5.56 | 0.06 |
表の見方は、年齢のところの右にある数値が余命年齢になりますので、女性で90歳の場合は、平成28年度「5.62」歳ということで、今後は平成27年度と比較して考えても、さらに伸びるでしょう。
ちなみに平均余命と平均寿命の違いは?
よく平均寿命という言葉を聞きますが、平均余命と何が異なるのでしょうか?
平均寿命=0歳時の平均余命
平均寿命は、0歳から、病気や事故で無くなってしまう可能性のある人も全て含めての余命です。
例えば、女性の平均寿命が87歳だとしても、90歳の女性は「5.62」歳余命があることになります。
この例でもわかるように、亡くなった方の分をはずして、生き残った方の余命なので、現在の年齢に余命を足したものは、基本的には平均寿命よりも長くなります(ある程度以上の年齢については除外して算出していることもある)。
アプリで残りの人生を実感してみる
このアプリは、平成22年簡易生命表をもとにアプリで算出した余命を「動くグラフィック・アート」にしています。
まだ元気な両親がいる方は、親の分を入力すると、寂しい気持ちになるかと思います。
お子さんのいる方は、お子さんを残して、自分の余命が尽きるまでのことを考えると、なんとも言えない気分になることでしょう。
あくまでもデータに基づく余命になりますので、当然もっと短い人や、長い人もいます。
ちなみに、本日70歳になった方をシミュレートしてみました。
あなたの「残り」の人生時計
今後の残り時間を考える
数値として、○○年あると思っていても、『あなたの「残り」の人生時計』アプリなどで、量として認識すると、ちょっとした隙間時間や、高齢の知人や肉親との残された時間を、大切に思えるようになってくるでしょう。
そのように感じた方は、いまからでも時間の使い方を、変えることができるのではないでしょうか?
まとめ
平均寿命から考えて、自分の残り時間はなんとなく分かっていることでしょう。
ただし、それは数値としての時間であり、ボリュームとして認識しているのかは?ではないでしょうか?
『あなたの「残り」の人生時計』で残りの人生を実感してみる
ダウンロードは、App Store または、Google Play
ボリュームで認識すると、意外と残りが少ない気がしませんか?
今後の残り時間を考える
自分よりも高齢の親や知人のデータを入力すると、ともに過ごせる残された時間を、大切に思えるようになってくるでしょう。
そう思える方は、きっとこれから時間の使い方を変えることができそうですね?
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