梅雨に戻ったような天気が続いていましたが、やっと夏本番になってきたようです。
そんな中、少しゾクッとするような鳥肌が立つ映像を取り上げた記事がありました。
それを見て、何年か前に YouTube で何の説明もなく透明っぽい人のようなものが歩いているシーンを写しただけの動画が、すごい再生回数だったのを思い出しました。
推測ですが、その動画は誰かが編集して幽霊っぽいものを表現したため、余計な説明もなしにアップロードしたのだと思います。
ということで、実際に幽霊っぽいフェイク動画を作ってみました。
幽霊っぽく見えるでしょうか?
右側の白い影のような物が見えますが、幽霊を想定して編集しました。
少し極端なくらいはっきり見せていますが、もう少しぼかして作るともっと本物っぽくなるかと思います。
作成方法は簡単
- まずそれらしい背景になる動画をそれらしい場所で撮影(用意)します。
廃墟や森林、崖やトンネルなどの幽霊が写ってもおかしくないと思えるような場所を撮った動画がベストでしょう。
また、最初はあまり明るくない暗めの映像が作りやすいと思います。 - 人の動きだけの映像を用意します。
著作権などフリーの動画を探せば、人が歩いているような動画があると思いますので、上記背景動画に合う動きの物を探して利用しましょう(人で有る必要はありません)。
なお、その動画でクロマキーの処理が簡単に出来るものがベストです。 - あとは動画編集ソフトで合成編集するだけです。
クロマキーの処理ができる動画編集ソフトが必要です。
無料で簡単に動画編集『OpenShot Video Editor』…得手不得手!
OpenShot Video Editorの得手・不得手。比較的に簡単にクロマキー合成ができます。また、トラックを何層にもレイヤー化して映像やナレーション、BGMを展開可能ですが、ムービーメーカーのような多様なテキストによる表現や装飾はできません。
今回のフェイク動画に使用した元の動画
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- 背景用の動画
今回はフリーの動画を利用していますので、ご了承ください。
基本的にこちらの動画は特に編集していません。
前後の不要な部分をカットしただけです。
- 人の動きに見せる動画
この動画は、黒い部分を中心に足元の道路のような部分をクロマキー処理し透過させています。
また、人型の部分にぼかしをいれて幽霊っぽい雰囲気をだしています。
- 背景用の動画
上記2つの動画を編集して、冒頭にある幽霊フィエク動画を作りました。
作成のポイントと思った事
背景動画のそれらしい場所は、特に重要でしょう。
それらしい場所のそれらしい時間帯の映像があるだけで、もう半分以上うまくできたも同然です。
あとはクロマキーの処理がうまくできるかです。
まとめ
幽霊っぽいフェイク動画を作ってみた
作成方法は簡単
- それらしい背景になる映像を用意
- 人の動きだけの映像を用意
- あとは動画編集ソフトで合成編集するだけ
作成後、もう少し幽霊がはっきりしない方が本物っぽく見える気がしたので、またチャンスがあればより本物っぽいのを作ってみたいと思います。
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