実は使いたいなと思う得する無料アプリがあるのですが、気になることがあるのでちょっと考えています。
通常は、どんなビジネスでもそうですが、必ずキャッシュポイントがあります。
個人が趣味や実力を試すために作っていたり、慈善事業でアプリを作っているならば別ですが、商業行為ならどこかお金を稼ぐための何かが存在しています。
たとえば、広告表示や課金などが見えるキャッシュポイントになります。
そのように考え、得するだけに感じる無料アプリを見てみると、何か見えてくるものがあるハズです。
無料なら個人情報か何かをお金に変えている
アプリに限ってのことではありませんが、一般的には何らかのサービスと個人情報などをバーターしています。
名前や住所、年齢などが一般的
よくあるので、気にならなくなっているかもしれませんが、何かの無料サービスに登録することで、個人情報とバーターしていることがあります。
登録された情報を元に、宣伝メールやその他のビジネスで利用されたりします。
ポイントカードは購買記録や個人の趣味情報も
少し前に散々話題になったので、ご存知だと思いますが、これは販売したのではなく、裁判所の令状なしに捜査当局に会員情報などを提供していたことが問題になりました。
通常は自企業内にて、これらの情報をビジネス上で利用するために収集していると思われますが、違う形で問題になりました。
無料サービスでなくても収集利用される
JR東日本はSuica利用者の行動状況をデータとして、販売していますので、人の行動パターンやエリアについての情報ですがお金になるということです。
ちなみに、JR東日本曰く個人が特定されるような情報は削除されているとのことですが、いつ誰がどのようにして切り離すのか気になります。
もちろん、気になる人は拒否できるとのことなので、個別に確認してください。
スマホアプリはよく考えてインストール
スマホアプリは利用者が気づかないバックグラウンドで、なんらかの情報を送っているようなブラックなアプリも存在します。
違ったとしても、前述のようなプライベートな各種情報を、お金に変えている可能性もあります。
いまさら、「その程度の情報を買ってくれるなら売るよ」という人は良いのですが……普通は気になるでしょう。
スマホは個人情報の宝庫
ほとんどスマホの利用者は、行動するに際してスマホと一緒に移動し、他人と連絡や情報を共有し、さらには消費行動に利用します。
つまり、スマホからの個人情報は、その利用者のほとんどすべての行動を網羅してしまいます。
そのようなスマホに、便利だからとか、得だからとかで安易にアプリをダウンロード・インストールしてしまうと、個人情報が知らないうちにだだ漏れになっているということも考えられます。
無料だ、得だ、としてダウンロードする前に
- 本当に必要なアプリなのか?
- 完全無料サービスなら、そのアプリ会社は何で稼ぐのか?
これらをよく考えて、利用規約を確認し、さらにネットで評判を検索してから利用しても遅くはありません。
まとめ
得するだけと思えるスマホの無料アプリ
広告もなく完全に無料なら、当然ですが個人情報か何かをお金に変えている可能性があります。
海外では有名スマホアプリでも問題が……
バックグラウンドで、なんらかの情報を送っているようなブラックなアプリも存在します。
スマホは個人情報の宝庫
スマホの個人情報は、利用者のほとんどすべての行動を網羅しますので、漏れてからでは遅すぎます。
無料だ、得だ、としてダウンロードする前に本当に必要なのか?
利用規約やネットでの評判を確認してからでも遅くはありません。
コメント