最近は合成音声技術の進歩が凄まじく、いろいろなサービスが出てきています。
特にスマホアプリなどでは、ハードウエア的に相性が良いので、いろいろなアプリが存在しますが、その反面多用するとバッテリー不足になりがちです。
もし、パソコンでの作業が多い人なら、パソコンのフリーソフトを利用するほうが使い勝手が良い場合もあるでしょう。
そこで今回は、ネット上のニュースを自動で次々と読み上げることの出来るフリーソフトをご紹介します。
「ラジオ・ブラウザ」でラジオのように聞く
ラジオ・ブラウザは、対応しているネットニュースを自動でダウンロードして読み上げたり、音声ファイルとして出力したり、パソコンで様々なニュースを垂れ流しで聞くことが可能です。
「ラジオ・ブラウザ」の特徴
現在、利用できるニュースサービスは以下の3つで、合計31に分類されたカテゴリ別に設定することが可能です。
- Googleニュース
- Yahoo!ニュース
- CEEK.JP NEWS
ニュースは、「読み上げ開始」ボタンを押すと、自動でダウンロードして、次々と読み上げていきます。
クリップボードにデータがあれば、「クリップ読み」ボタンを押すことで、クリップボード内の文章を読み上げます。
読み上げるニュースを音声(WAVとMP3)ファイルとして、次々記事別に出力することができます(カテゴリ内のニュースが終わるまでやり続けます)。
なお、MP3ファイル出力については、別途「lame_enc.dll」が必要になります。
使い方のポイント
ニュースは、次々と「次へ」ボタンで進めたり「前へ」ボタンで戻したり、「もう一度」ボタンで聞き直すことも出来ます。
読み上げ速度は、50(遅い)〜300(速い)の範囲で設定でき、デフォルト設定は100になっています。
また、読み上げ音量がデフォルトで100になっていますので、音が大きいかと思います。
事前に、調整したほうが良いかもしれません。
なお、音声読み上げエンジンは、デフォルトで「Aquas Talk」になっており、このままであれば事前の準備は不要です。
対応OS
表記された対応OSではありませんが、Windows 10にて稼働を確認しています。
ちなみに、Wineを介したLinuxでは、稼働できませんでした。
ダウンロード
Vectorから
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se455071.html
使った感想
指定したニュースサービスのカテゴリ内のニュースを、次々と読み上げてくれますので、”ながら作業”のBGM代わりに使えます。
ただし、Aquas Talkの読み上げのレベルは、あまり流暢ではありませんが(個人的感想は中の上もしくは上の下)、フリーソフトであり、特別に準備もいらず、内容を理解できるレベルという点からみると、まあ合格かなと思います。
Windows対応なので、個人的にはメインで使えませんが、Windowsパソコンをメインで使っている方は、試してみても良いのではと思います。
まとめ
自動で次々読み上げニュースを垂れ流しで聞ける「ラジオ・ブラウザ」
「ラジオ・ブラウザ」について
- 現在、利用できるニュースサービスは、Googleニュース、Yahoo!ニュース、CEEK.JP NEWSであり、合計31に分類されたカテゴリ別に設定することが可能です。
- クリップボード内の文章を読み上げ可能。
- ニュースを音声(WAVとMP3)ファイルとして、次々記事別に出力可能。
- 読み上げ速度は、50(遅い)〜300(速い)の範囲で設定可能。
- 音声読み上げエンジンは、デフォルトで「Aquas Talk」であり、事前の準備は不要。
対応OS
Windows 10にて稼働を確認。
ダウンロード
Vectorからダウンロード
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