Nitruxは、UbuntuベースでメキシコのLinuxディストリビューション。KDE Plasma 5とQt上に構築されたNomadデスクトップ環境を使用しているOSです。
『Nitrux 1.0.15』のデスクトップはこんな雰囲気
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニュー操作等の確認を行いましたが、メニュー自体もシンプルなため、他のOSと比較しにくいかと思います。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
『Nitrux』について
デスクトップの見た目もシンプルですが、インストールされているアプリケーションも少なく、自分の好きなようにカスタマイズしていけます。
ただし、少し気になるのがシステム要件。デスクトップ環境との絡みもあるので仕方がないかと思いますが、同じような雰囲気のOSと比較すると、少しシステム要件のレベルが高いような感じになっています。
システム要件(公式サイトより)
最小要件
- CPU:2.5GHzデュアルコア64ビット
- メモリ:2GB
- 空きディスク容量:5GB
- ディスプレイ表示:32MB VRAM OpenGL 2.1のサポート
- ネットワーク:イーサネットRJ45ポート
- その他:USBブートをサポートするマザーボード
推奨要件
- CPU:2.66GHzクアッドコア
- メモリ:4GB
- 空きディスク容量:5GB
- ディスプレイ表示:256MB VRAM OpenGL 3.0のサポート
- ネットワーク:イーサネットRJ45ポート。ワイヤレスカード
- その他:UEFIサポート、USBブートをサポートするマザーボード、レガシー対応ラップトップ
すでにサポート切れのWindows Vistaあたりの古いパソコンですと、厳しいかと思いますが、現在現役のWindows 7あたりから使えるOSだと思います。
インストールされるアプリ
慎重に選択された基本的なアプリケーションだけで、あとは好みのアプリをNXソフトウェアセンターからインストールするだけです。
- Dolphin:ファイルマネージャー
- Kate:高度なテキストエディタ
- Ark:アーカイブツール
- Konsole:端末エミュレータ
- chrome:ウェブブラウザ
- Babe:ミュージックプレーヤー
- VLC:マルチメディアプレーヤー
- LibreOffice:オープンソースのオフィススイート
- Showimage:イメージビューア
など
NXソフトウェアセンターは、オープンソースのOSにインストールされたソフトウェアを、簡単に管理するためのアプリケーションです。
欲しいアプリが見つかったら、インストールしたり、削除したり、アプリのアップデートなどが、簡単に実行できますので、はじめから用意されているアプリは少ないのですが、逆に不要なアプリを削除する必要もありません。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
まとめ
Nitruxは、UbuntuベースのKDE Plasma 5とQt上に構築されたNomadデスクトップ環境のOS。
見た目もシンプルで、インストールされているアプリも最小限。
好みのアプリを、NXソフトウェアセンターからインストールするだけ。
最小システム要件
- CPU:2.5GHzデュアルコア64ビット(推奨2.66GHzクアッドコア)
- メモリ:2GB(推奨4GB)
- 空きディスク容量:5GB
- ディスプレイ表示:32MB VRAM OpenGL 2.1のサポート
- ネットワーク:イーサネットRJ45ポート
- その他:USBブートをサポートするマザーボード
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページより
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