Deepinは、Debianベースで中国のLinuxディストリビューションです。
主にWindowsユーザーをターゲットにしているようなOSですので、デスクトップの操作感が変わることが気になるユーザーは、試してみると良いかもしれません。
『deepin 15.7』のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBoxにインストールされた『deepin 15.7』です。
なお、メモリは、2GBを割り当てています。
『deepin 15.7』の特徴
このバージョンは、主にisoファイルサイズの縮小、ラップトップPCの電力最適化、メモリの最適化などによるパフォーマンスが向上しています。
15.7より新しいバージョン番号と、アップグレード方法を採用しており、表示形式はx.y.zになります。
x:メインバージョン番号
y:サブバージョン番号で、通常3ヶ月ごとに更新
z:マイナーバージョン番号
- yが奇数のバージョンは、システムの最適化と安定性の向上に焦点
- yが偶数のバージョンは、機能の更新
システム要件(公式サイトより)
最適化された基本ハードウェアプラットフォーム
最小構成:
プロセッサー:Intel Pentium G3250 @ 3.20GHzデュアルコア
マザーボード:Gigabyte H81M-DS2(Intel Haswell – Lynx Point)
メモリ:2 GB(ADATA DDR3 1333 MHz)
メインハードドライブ:Seagate ST500DM002-1ER14C(500GB / 7200rpm)
グラフィックカード:Intel Haswell統合グラフィックスコントローラ(112 MB /ギガバイト)
ディスプレイ:AOC2270 2270W(21.7インチ)
サウンドカード:Realtek ALC887 @ Intel Lynx Point High Definition Audio
NIC:Realtek RTL8168 / 8111/8112ギガビットイーサネットコントローラ/ギガバイト
標準構成:
コンピュータモデル:MSI MS-7817デスクトップコンピュータ
プロセッサ:Intel 4th Core i5-4460 @ 3.20GHzクアッドコア
マザーボード:MSI B85M-P33 V3(MS-7817)(Intel Haswell – Lynx Point)
メモリ:8 GB(Kingston DDR3L 1600 MHz)
メインハードドライブ:Seagate ST1000DM003-1ER162(1 TB / 7200 rpm)
グラフィックスカード:Intel HD Graphics 4600(MSI)
ディスプレイ:一般的な非PnPモニタ
サウンドカード:Realtek ALC887 @ Intel Haswell高品位オーディオ
NIC:Realtek RTL8168 / 8111/8112ギガビットイーサネットコントローラ/ MSI
ちょっとハードルが高いような感じがしますが、VirtualBoxをインストールしているPCのメモリ以外は、最小構成レベルですし、VirtualBoxで割り当てているメモリも2GBなので、Windows 7クラスのPCならば、オフィス作業レベルの稼働は問題ないと思います。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://www.deepin.org/en/download/
インストールと日本語化及び日本語入力については別記事にいたします。
まとめ
Deepinは、Debianベースで中国のLinuxディストリビューション。
『deepin 15.7』の特徴
- 主にisoファイルサイズの縮小
- ラップトップPCの電力最適化
- メモリの最適化
など
システム要件(公式サイトより)
最適化された基本ハードウェアプラットフォームの目安
- 最小構成:メモリ:2 GB
- 標準構成:メモリ:8 GB
細かくは色々とありますが、このあたりを目安にしておくと良いと思われます。
ダウンロード
公式サイトダウンロードページより
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