OS のサポートが終了して、そのまま使わなくなってしまったり、壊れてしまったもののなんとなく処分しそびれてしまった古いパソコンがあったりしませんか?
資源有効利用促進法により、平成15年10月1日より、安易に粗大ごみとして処分できなくなっています。
PCリサイクルマークがついていれば、無料で処分できますが、ついていないPCの処分には費用がかかるなど、わかりにくくなっています。
捨てるのも勿体ない気がするし、処分も面倒で分かりにくいため、気がつけばタンスの肥やしにしていませんか?
OSのサポート切れで不使用
処分以外にも再利用が可能とおもいます。
再利用
まずは、下記関連記事を参考にしてみてください。
Windows 11 がリリースされるとの発表があって、Windows 10 が最後だとマイクロソフトが言っていたにもかかわらず新しい OS が出てきてしまいます。
Windows 11 のシステム要件は少し厳しいようで、ここ数年程度に製造されたパソコンでないと、そのままアップグレードできないと思われます(詳しくは別途確認してください)。
Windows 10 のサポート終了まで何年かありますが、現在利用しているパソコンの廃棄や再利用など、サポートが切れる前に考えておきたいと思います。
処分
OS のサポートが切れでも可動するパソコンの場合は、買い取りしてもらえる可能性がありますので、リサイクルショップなどに持ち込むことで処分することが可能です。
また 年式の非常に古い、どちらかと言うとクラシカルの意味合いのあるパソコンの場合は、逆にプレミアムがついて、高くなっている場合もあります。
ヤフーオークションなどで型番などを入力し調べることで、リサイクルショップに持ち込む方が良いか、オークションで処分する方が良いのかの判断をすれば良いと思います。
壊れて廃棄
動かなくなったパソコンでも処分する際には、HDDなどのデータをそのままにして業者などに依頼するのは注意しましょう。
以下の記事は、パソコンのHDDに残っていたデータについてのものです。
これらのデータの流出を考慮すると、出来れば自力でHDDなどのパーツを取り外して再利用したり、別途個別に処分をするほうがよいかもしれません。
その上で、PCリサイクルマークのあるパソコンの処分について考えてみます。
PCリサイクルマークのあるパソコンだとしても、 一つなら一社で済みますが、処分するパソコンが2個3個とあると、それぞれにお願いしなければなりません。
同じ会社であれば、ひと手間で済みますが、別々の会社ですとそれだけの手続きが必要になります。
また、HDDなどの記録媒体を取り外している場合は、その状態でも処分も可能かどうか確認が必要です。
周辺機器やパーツ&コード類の処分
パソコンであれば、当然その周辺機器や付属パーツなどがあります。
その都度セットで処分していれば問題はありませんが、一般的には電源コードやキーボード、マウス、液晶ディスプレイなどは、使い回しができますので、一緒に処分しないで残しておく場合が多々あります。
しかし、そのような使い回しができるパーツも、数が増えたり、機種によって使うことができなければ、不用品となってしまいます。
そんな場合は、ネットオークションやフリマなどが可能です。
アダプターが壊れて探している人がいたりしますので、ちょっとした小遣い稼ぎができます。
しかし、安易に出品する前に注意が必要です。
パソコンなどの本体が壊れたと思ってアダプターのみ残し、ネットを使って出品したものの購入者からの使えない(壊れている)とのクレームがつく場合があります。
もともと、アダプターが壊れているのを本体が壊れたと間違えていることがあります。
色々処分してくれる業者に依頼
パソコンの処分において、実際には法律の問題もあり、1台ならまだしも、何台もになるといくつもの業者に依頼したり、パソコンの状態によっては、回収してもらえないこともあります。
暇な方ならいざ知らず、処分するパソコンなどが何台かあるような方ですと、当然忙しいことと思います。
そんな場合は、まとめて回収してくれる業者に依頼してしまうのが一番です。
なかには、ある条件(指定された機器等)が含まれる場合は、無料で引き取ってもらえる場合があります。
地域や業者によって色々ありますので、比較して好条件のところを探しましょう。
なお、HDDなどのデータ消去を行ってもらうのは当然ですが、有料でHDD等の物理破壊を出張で行ってくれるところもあります。
まとめ
パソコン廃棄…資源有効利用促進法により、平成15年10月1日より、安易に粗大ごみとして処分できなくなっています。
家庭向けでPCリサイクルマークがついていれば、無料で処分できますが、ついていないPCの処分には費用がかかります。
動くパソコンであれば、再利用を考えたり、周辺機器やパーツをネットで販売・処分という方法もあります。
業者に処分してもらう場合でも、HDD等に残っているデータの消去も確実に行ないましょう。
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