自動車免許の更新で、ゴールド免許の方は5年ぶりになるので、中には視力が気になるという方もいるのではないでしょうか?
元々、視力があまり良くない方の場合は、前もって視力検査をしておくなど、スムーズに更新作業が進むようにしておくほうが良いでしょう。
視力が低下していると認識している方は、メガネが必要になることもあり得ますので、当日の検査であわてることのないように確認しておくと安心ですね。
ちなみに、普通免許などの場合は、両目で0.7以上、かつそれぞれ片目で0.3以上が必要です。
まずは手軽にアプリで確認
そのように誰もが思うでしょうが、ある程度の正しい数値がはかれるのでしょうか?
自分自身で検査をするのですから、少し不安になると思いますが、問題に感じるのはそれだけではありません。
アプリの問題点?
スマホアプリなどの場合は、以下の点に注意が必要かと思います。
多くのアプリでは、距離を決めて手に持つなどして検査しますが、見えにくいとつい顔が近づいてしまったり、腕が僅かに曲がって距離が近くなったりすることがあるかもしれません。
腕の長さ程度の距離で検査していれば、たとえ数センチの違いでも、検査結果に影響がでる可能性が十分にあります。
また、スマホの画面の側にも問題が起こる場合があります。
アプリ自体にスマホの解像度などによって、表示するマークのサイズが変わらないような配慮がされているかどうか気になります。
つまり、スマホなどの画面に表示される検査用のマークの大きさが、スマホ(ハードウエアやOSのバージョン)によって若干異なるようなことがあると、検査結果に当然影響があります。
ちなみに、スマホアプリの場合は、実機で色々な端末をテストすることが難しいので、ソフトウエアによるテストができるのですが、有料であったり(自前で構築することも可能)するので、それなりのアプリでないと細かなテストを行わないことも考えられます。
実際にあるこんなこと
実際に家にある安いタブレットなのですが、アナログ時計を表示すると、若干楕円になっています。
つまり、画面の解像度が一般的なタブレットと異なり少し細長いことが原因で、そのような表示になってしまっています。
また、パズルなんかも見た目が若干ズレて見えるので、やりにくくて仕方がありませんでした。
これは特殊な例ですが、一般的にも解像度や表示の違いに配慮のないアプリですと、ハードウエアの違いで、表示に問題が出る場合があります。
解像度の違いをうまく処理できるようになっているのかを、アプリのサポートサイトで調べてみても、記載がなかったり、そもそもサイトにアクセスできないようなアプリもあり、不安を払拭出来ませんでした。
良さそうなパソコンソフトを見つけた
スマホアプリを全否定しているのではなく、良いアプリを探してオススメすることができなかった……というのが正しい表現です。
そこでパソコンのソフトになりますが、気になる点をクリアできそうなものがありました。
パソコンのため手で持つのではないので、距離を測って顔の位置をキープすることだけ注意すれば、検査しやすく問題ないでしょう。
また、表示するマークは予め表示される大きさを調整確認してからになりますので、画面による差異を考慮しています。
パソコン視力表(logMAR配列)ランドルト視標タイプ
起動した画面で、測る距離と、表示されている図形のサイズを物差しで測って、ディスプレイによる解像度などで差異が極力でないようにします。
あとは、「視力測定モード」を起動してテストするだけです。
※ちなみに、「小数視力」と結果表示されるのが、一般的な視力検査の結果になります。
ダウンロード
眼鏡医療技術専門学校ワールドオプティカルカレッジのダウンロードページより
免許更新が微妙なレベルの人は
スマホアプリよりは、検査結果に安心感はあるかと思いますが、検査結果が微妙な数値だった場合、もう少し突っ込んだ検査をしたほうが良いでしょう。
3m用 視力表(プリントアウト用)
先程のソフトと同じページにあるA4用紙プリントアウト用の視力表を使って、実際に検査しましょう。
なお、「ページの拡大/縮小」を「なし」でプリントするのを忘れないように注意してください。
まとめ
自動車免許の更新で、普通免許などの場合は、両目で0.7以上、かつそれぞれ片目で0.3以上が必要です。
気になる方は、ソフトで確認
「パソコン視力表ランドルト視標タイプ」なら、測る距離と、表示されている図形のサイズを物差しで測って、ディスプレイによる解像度などで差異が極力でないような配慮があります。
より正確に測るなら
3m用 視力表(プリントアウト用)
ダウンロード
http://www.woc.ac.jp/download/ より両方ともダウンロードできます。
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