宝くじを買うことで夢を見ることが出来るかと思いますが、できれば夢を現実にしたいものです。
ラッキーで宝くじに当選すれば、当然人生が変わると思っている人も多いでしょう。
しかし、実際に宝くじに当選する確率は、非常に低いことをご存知でしょうか?
今回は、宝くじの当選確率と事故の発生確率を比較して、ガッカリしてしまったお話です。
年末ジャンボ・ロト7・ロト6の当選確率は?
宝くじの種類によって当選確率は異なりますが、一般的に高額な賞金が出る年末ジャンボ宝くじの1等の当選確率は、2000万分の1です。
もちろん、上記の確率は1枚当たりですので、10枚買えば10倍に100枚買えば100倍に当選確率がアップするということになります。
また、ロト7の1等当選確率は約1020万の1で、ロト6の1等当選確率は約610万分の1となります。
なんとも、気の遠くなるような確率で当選する気がしませんが、実際に何億円も手にした人がいるのも事実です。
当選確率と身近な事故確率を比べてみる
ここで身近にある事故の発生確率を見てみましょう。
交通事故は年々減少傾向にありますが、国土交通省でこの数年の統計を見ると、日本で発生した交通事故の件数は約40万件程度でした。
これは、日本の人口約1億2600万人のうち、約300人に1人が交通事故に巻き込まれたということです。
つまり、交通事故に巻き込まれる確率は約300分の1で、ロト6の1等に当選する確率よりも20000倍以上も高いと言えます。
他にも、身近な事故ではありませんが、米国で一生の間に落雷にあう確率は約15,300分の1というデータがありました。
また、飛行機事故にあう確率は統計期間や範囲により差がありますが、約100~500万分の1などとなり、宝くじに当選する確率よりも高い事故の発生確率はたくさんあります。
これらの事例からわかるように、宝くじに当選することは非常に稀な出来事であり、期待するだけ無駄な時間とお金を使ってしまう可能性が高いです。
当たり前ですがお金だけが幸せではない
もちろん、宝くじを買うこと自体は悪いことではありません。
夢を見ることや楽しむことは大切です。
しかし、宝くじに頼らずに自分の力で幸せを掴むことができると信じることも大切です。
宝くじに当選するよりもずっと高い確率で幸せになれる方法はたくさんあります。
自分の好きなことを見つけてやってみることや、家族や友人と楽しい時間を過ごすことなどです。
これらのことはお金では買えない価値があります。
まとめ
宝くじ当選確率と事故の発生確率を比較してみましたが、いかがでしたか?
これらの数値に驚かれた方も多いかもしれません。
宝くじを買うかどうかは個人の自由ですが、現実的な目標や計画を立てて努力することが大切だということを忘れないでください。
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