法人向けのセキュリティ修正だけを長期継続する延長サポート版 (ESR: Extended Support Release) であるFirefox ESR ですが、現在(2018年8月)ESR 52.9.0と60.01.0がサポートサれています。
この記事を読まれている方は、当然違いを理解されていると思いますが、一応説明させてもらいますと、ESR 52.9.0は旧式のアドオンが利用できるFirefoxで、ESR 60.01.0は新しいFirefoxがベースになっているため、旧式のレガシーアドオンが使えません。
Firefox ESR 52.9.0とサヨナラ…
このESR 52.9.0のサポート期限が2018年9月5日に切れる(2018年8月21日から延期された?)ようなので、あと1ヶ月後にはリスクが高くなるので、使えないでしょう(当然バージョンアップすることになります)。
Mozilla Japan法人向け情報より
ということで、いよいよレガシーアドオンの「SearchWP」離れできない身の上としては、「Waterfox」への乗り換えを余儀なくされました。
もちろん、他のFirefox派生ブラウザーもありますが、Waterfoxの使用感や見た目について、同じ雰囲気なので「SearchWP」が必要な1台のみ、メインのブラウザーをWaterfoxにすることにします。
WaterFoxへの乗り換えは簡単
というよりも、Firefoxと別のブラウザーなので、共存できます。
単純にインストールして、併用しながら徐々に移行していけば、ダウングレードや別バージョの共存ではないので、無理なく乗り換えできます。
WaterFoxの特徴については、以前記事にしていますので、以下を参照願います。
WaterFoxダウンロード
https://www.waterfox.net/releases/
ずっとレガシーアドオンが使えるのか?
Firefox ESRからWaterFoxに変えても、やはり気になるのはいつまで使えるのかということです。
普通に考えれば、どんなソフトでもいつか新しいバージョンに変わっていって、機能が追加されたり、削除されたりしていきます。
WaterFoxも現在バージョン56.2.2なのですが、Firefox派生ブラウザーなので、バージョンが57になったらレガシーアドオンへの対応がどうなるのか心配です(Firefoxも57からレガシーアドオンが使えなくなったので…)。
レガシーアドオンが使える他のブラウザー
Pale Moon(ペイル・ムーン)もレガーシアドオン対応です。
Mozillaと比較してはいけないとは思いますが、メジャーなブラウザー以外は、いつか開発が中止になるのでは…と不安になります。
まあ、個人的にはレガシーアドオンが使えなくなることの方が問題と思っていますので、Pale Moonも今後のことを考えて、Waterfoxに乗り換えたPCにおいて、サブブラウザーとして使ってみるのも良いかと思います。
まとめ
Firefox ESR 52.9.0のサポート期限が2018年9月5日に切れる(2018年8月21日から延期された?)。
いよいよこれで、レガシーアドオンをサポートされたFirefoxで利用出来なくなります。
Firefox派生のWaterFoxへ乗り換え
基本的にFirefoxとは別のブラウザーなので、共存できます。
WaterFoxダウンロードは公式サイトから
レガシーアドオンはいつまで使えるのか?
WaterFoxも現在バージョン56.2.2なので57になったらレガシーアドオンへの対応がどうなるのか心配です。
レガシーアドオンが使える他のブラウザー
Pale Moon(ペイル・ムーン)もレガーシアドオン対応です。
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