フィッシング対策協議会では、「国土交通省をかたるフィッシング(2023/04/25)」の報告を受けているとして注意を促しています。
2023/04/25 13:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。
また、類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。
フィッシングの概要
国土交通省をかたり、Vプリカでの自動車税の納付を促すとのことです。
メッセージの内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、SMS の内容を“原文のまま”引用させてもらいました。
いくらなんでも読めとだけ記載されているなんて、常識的にはありえません。
また、同じような内容で今月の頭にも総務省をかたり送りつけていました。
なお、「duckdns.org」ダイナミックDNSサービスを利用して、サブドメイン部分にそれらしい文字を並べているようですが、インチキメッセージだって判るでしょう。
公式サイトでの注意喚起
国土交通省を名乗るフィッシングサイトに関する注意喚起
https://www.mlit.go.jp/page/kanbo04_hy_000220.html
国土交通省のホームページを見て、上記の注意喚起がわかりやすいかの確認をしてみました。
国土交通省ですから知らせるべきことが多数ありますので、フィッシングだけが問題ではありません。
そのため、特別目立つような記載にはなっていませんが、PCサイトのトップページのページ左・中頃には注意喚起の記載とそのリンクがありました。
表示されている時間もあまり長くないかもしれませんので、いつも表示されているとは限らないと思います。
メッセージの内容が気になる場合
行政に関することですと、気になるという人がいるかもしれません。
そんな場合は、特徴的な文言でネット検索してみましょう。
フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メール等記載のリンクからアクセスせずに、以前自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
まとめ
国土交通省をかたる詐欺に注意
このフィッシングについて
行政機関からの何らかの問い合わせは慌ててしまうと思いますので、即反応しないように注意しましょう。
メッセージの内容が気になる場合
まずは、ネットで特徴的な文言を検索してみましょう。
詐欺情報がみつからなくアクセスして確認する必要を感じてしまったら、以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
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