フィッシング対策協議会では、「ジャックスをかたるフィッシング(2021/01/27)」が発生として注意を促しています。
2021/01/27 12:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中とのことです。
また、類似のサイトが公開される可能性にも注意してください。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
どこのクレジットカード会社からなのでしょうね?
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
クレジットカードをご利用のお客さま
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下ヘアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい▼ご利用確認はこちら
https://www.jaccs.co.jp.●●●●.com_ <https://www.jaccs.co.jp.●●●●.com/>
弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・ 正当性を高めるため
以下省略
いきなり冒頭から???となってしまう文章で、フィッシング対策協議会にあったサンプルが正しいのであれば、転記ミスではありません。
日本語のわからない外国人なのでしょう。
適当に文章を切り貼りした雰囲気で、色々とお粗末な内容です。
このメールで騙される普通の人はいないと思いますが、フィッシングメール記載のリンクには触れないように注意してください。
URLもルールを知っていれば、ひと目見て詐欺サイトだと分かるでしょう。
しかし、間違ってアクセスすると本物をコピーしたサイトで、見た目で騙されてしまうこともあります。
公式サイトでの注意喚起
「ジャックス」を装った不審なメールにご注意ください
https://www.jaccs.co.jp/information/pdf/info210127.pdf
メールの内容が気になる場合は?
サーチエンジンで特徴的な文面を検索して下さい。
詐欺の場合は、ネットになんらかの情報があるでしょう。
フィッシング詐欺情報がなく、アクセスする必要を感じたなら、指示があってもメール記載のリンクからではなく、別の正式なルート(自分でブックマークしたURLや公式アプリ等)からアクセスしましょう。
まとめ
ジャックスをかたる詐欺メールに注意
メールの件名
「重要」「クレジットカード」と気になるワードはありますが、タイトルからは会社がわかりません。
メールの内容
文章がお粗末なので、騙されることはないと思いますが、リンクを開かないように注意しましょう。
メールの内容が気になる場合
まずは、サーチエンジンで調べてみましょう。
該当する詐欺情報等がなく、アクセスする必要を感じたら、メール記載のリンクではなく、別の正式なルートからアクセスしましょう。
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