最近は新型コロナウイルスによる影響で、テレワークが進み家で仕事を行う方も増えてきているでしょう。
家でパソコン作業をしていると、昼食を食べ終わった午後2時ごろ、なんとなく眠気に襲われ、ついウトウトして作業に集中できなくなるというような事があるのではないですか?
そんな時、まずいと思って必死に眠気をこらえても、さっぱり効率は上がらず、余計に瞼が重くなり、気が付けばうたた寝をしてしまったということはありませんか?
でも、実は昼寝を効果的に行えば、その後の作業効率もぐんとあがり、我慢しながら、ダラダラするより、よほど良い結果になります。
昼寝の効果
昼寝は疲れをとる効果がとても高く、夜の睡眠の3倍ともいわれています。
カリフォルニア大学精神医学部サラ・メドニック氏によれば、1時間半の昼寝は1晩分の効果があるとのことです。
毎日、昼寝を1時間半では、昼夜逆転してしまいますので、疲れがたまった週末は1時間半の昼寝もいいのでは…
さて、話はもどりますが、平日の昼寝について考えてみます。
昼寝のメリット
- 脳や体の疲労を解消
- 記憶力・集中力の向上
- ストレスを解消
- 情緒の安定
テレワークが増えたり、外出や打ち合わせの自主規制などによるストレスで、精神的にも相当まいっていると思います。
肉体的には疲れていなくても精神的に疲れることがありますので、昼食後ウトウトしたり、ぼーっとしてきたら効果的な昼寝ですっきりしたいですね。
昼寝のデメリット
長く寝すぎると、寝るまえより、かえってだるくなったり、睡眠バランスが崩れることで、夜の睡眠時間になっても眠れなくなるという弊害があります。
昼寝の方法に注意して、しっかりと短時間の昼寝をすることで、寝過ぎを防止できます。
効果的なお昼寝方法
- 座ったままか、椅子にもたれるなど、頭をささえることができる状態で昼寝します。
- ベルトやネクタイを緩め、(家以外では)出来れば靴を脱いだり、体をリラックスさせます。
- 昼寝に適した時間は、午後2時~4時になります。
- 昼寝前にコーヒーを飲むことで、カフェインの摂取から20~30分後に、カフェインが脳や体に効いてきます。
・目覚めた後に頭をスッキリさせる効果
・利尿作用を利用して、トイレに行きたくなることでの目覚めも期待 - 昼寝時間は15~20分がベストだといわれていますので、その時間で起きます。
・30分以上の睡眠を取ると、深い眠りに入ってしまい前述のデメリットになってしまいます。 - 起きて数分程度は、日光を浴びたり、水で手を洗うか、ガムを噛むなどして、脳を覚醒させます。
昼寝をサポートするスマホアプリ等を利用
テレワークの方でしたら特に必要ないかもしれませんが、職場で短時間昼寝を行う場合はスマホアプリなどのサポートが必要でしょう。
単純にタイマーを利用して、バイブレーションなどで起こしてもらうなどの対応を行えばよいでしょうし、高機能なアプリで昼寝をモニターするなど、自分に合ったものを探してみてください。
まとめ
昼寝を効果的に行えば、その後の効率はアップ
効果的なお昼寝方法
- 座ったまま
- 午後2時~4時の間の15~20分間
- 昼寝前にコーヒーを飲む(目覚めた後に頭をスッキリさせる)
注意事項として
深い眠りに入らないように、30分以上の睡眠を取らない。
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