最近はマスコミが高齢ドライバーの事故を取り上げることが非常に多くなり、交差点で横断のために信号待ちをしていても突っ込まれないかと気になる始末です。
しかし、誰でもいつかは高齢者になりますので、いまは若くても気がつけば、歩行者や前を走る車に危険視されているかもしれません。
最近は目が悪くなったとか、TVでみた人物の名前を思い出せないとか気になる症状が出てきたら、年齢に限らずネットでできる運転能力テストを行ってみると良いでしょう。
高齢運転者応援サイトでチェック&トレーニング
高齢運転者応援サイトは日本自動車連盟(JAF)が運営し、ゲーム性もあり、楽しみながらトレーニングを繰り返し行えます。
高齢運転者応援とはなっていますが、高齢ではなくてもIT機器の使いすぎや動画の見すぎ、ゲームのやりすぎによる視力の低下ということもありそうですので、特に目の機能チェックは誰でも試してみると良いと思います。
脳力トレーニングみたいで面白い
以下のチェックとトレーニングを行うことができます。
チェック
- 目の機能チェック
- 運転に関わる認知機能チェック
トレーニング
- 電車乗り換え発見力トレーニング
- 危険視認力トレーニング
- いろ・よみ識別トレーニング
- イラスト記憶力トレーニング
目の機能チェックをやってみるとIT機器の見すぎなのか……衰えている気がしました。
もちろん、高齢者ほどではないでしょうが、たまにチェックしてみることも必要だと感じました。
トレーニングの一部を紹介
高齢者ではなくてもミスをしてしまうと思いますので、誰でもちょっとした注意力や記憶力のトレーニングになります。
いろ・よみ識別力トレーニング
文字の「色」か「読み方」を聞かれ、該当する色のマスを制限時間内に選択することで、色の識別、注意力、思考の柔軟性などをトレーニング。
イラスト記憶力トレーニング
イラストを制限時間内に覚え、別の簡単な作業をおこなった後に、先に覚えたイラストとの違いを問われることで、記憶力、認知力等のトレーニング。
運動能力も必要なので過信はしない
ここはちょっと高齢ドライバーについてのお話をさせていただきます。
一般的に高齢になればなるほど、運転歴は長くなります。
まあ、当然ですが……その結果「自分は運転がうまい」という自己満足に繋がっているようで、以下の記事で紹介しましたように、アンケートで『80歳以上では”72.0%”が「運転に自信あり」と回答』しています。
不測の事態に陥ったときに即座に適した対応が取れるかどうかが問われます。
高齢者のドライバーではなくても、急ブレーキを踏むことができる筋力などの運動能力も必要です。
足が衰えている、まともに歩けないので車で移動しているなどという人がいるとは思えませんが、それはすでにきちんと運転出来る状態ではありません。
完全なオートドライブ車ができるまで、車での外出は待つべきです。
まとめ
高齢運転者ではなくてもチェック&トレーニング
高齢運転者応援サイトはゲーム性もあり、楽しみながらトレーニングを行えます。
脳力トレーニングみたいにチェックとトレーニング
- 目の機能、運転に関わる認知機能などのチェック
- 電車乗り換え発見力、危険視認力、いろ・よみ識別、イラスト記憶力などのトレーニング
高齢者なら運動能力も必要なので過信はしない
前述のチェックとトレーニングの結果が良くても、不測の事態に陥ったときに即座に適した行動が取れるかどうかです。
たとえ、高齢者のドライバーではなくても、急ブレーキを踏むことができる筋力などの運動能力も必要です。
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