三日坊主というのは、言葉の綾ですが、何事も長続きしない人がいます。
ダイエットにしても、ジョギングにしても、早起きにしても、それこそ何でも続かない人は、意外に多いと思います。
でも、そういう人って、やる気がないのかと思うと、最初はやる気満々のように見えることが多いのですが、そう思いませんか?
今回は、そんな三日坊主の自分自身の体験談になります。
やる気が問題か?
三日坊主の人は、何事もやる気がないのではありません。
単に長続きしないだけです。
では、なぜ長続きしないのかを考えてみます。
「やる気」と「成果」と「取り組み」
ここでは
- やる気:いわゆるモチベーションの程度
- 成果:実行したことによる具体的なプラス方法の変化
- 取り組み:成果を上げるために行った行動
上記3つをグラフ化して考えてみます。
グラフで考える三日坊主
普通は、最初に何かをやろうと思い立った時が、一番やれそうな気がします。
つまり、「やる気」と「取り組み」が同じレベルで行うということです。
しかし、それに反して「成果」は、最近はじめたのですから当然遅れてきます。
※グラフはあくまでもイメージで、数値なども目安とご理解ください。
さらに、よく言われるように、直線の伸びではなく、最初はあまり伸びずに、ある程度インプットすると、成果が出だすという感じになるでしょう。
ですから、グラフの①のゾーンで、やる気満々で取り組んでいるのですが、成果は当然出ません。
しかも、思いっきり成果を信じて努力しているので、よけいに始末の悪い状態になります。
そして、何日か過ぎたころ、ふとこのまま続けても成果が出るのだろうか?
そのような疑問が湧いてきます。
そんな時、何らかの取り組みを阻害するような出来事が起きると、それを口実にして、そこからサボりが始まったりします。
例えば、ジョギングを始めた時、数日立ってからの雨とか
ダイエットをはじめたら、会社の飲み会に行かないとまずくなったとか
そして、気がつけば、グラフのような三日坊主状態に陥ってしまい②の部分の成果がなくなります。
新しい習慣をみにつけるには?
新しい習慣をみにつけるには少なくとも21日は必要というデータがあるようです。
また、新しいデータによると66日必要というのがあります。
「30日で人生を変える『続ける』習慣」古川武士 著によると
行動習慣:1ヶ月:読書、日記など
身体習慣:3ヶ月:ダイエット、運動、など
1ヶ月程度の短期ダイエットで、即リバウンドというのは、このような状況から生まれることもあると思います。
我流・三日坊主を簡単に解消する方法!
先ほどのようにグラフで考えてみたいと思います。
最初から、ガンガン行かずに、③の部分でやる気の昂ぶりを抑えて、スロースタートを行います。
つまり、新しい習慣を身につけるには、3週間以上必要になるとのことですので、最低限3週間続くように、取り組みを調整します。
例えば、ジョギングを毎日5kmできるようになりたいなら、まずは毎日5km歩くところから始めるとか
ダイエットで5kg痩せたいなら、毎日食べるカロリーをチェック(だけ)することからはじめるとか
この程度のレベルなら、普通は3週間以上続くと思います。
ちなみに、このようにして、半年で20kg以上痩せました。
それ以来、なにかあたらしい取り組みを行う場合、この考え方をすることで、三日坊主にさよならすることができました。
まとめ
三日坊主はやる気が問題か?
いや、長続きしないのが問題!
「やる気」と「成果」と「取り組み」
- 何かをやろうと思い立った時が、一番やれそうなので、「やる気」と「取り組み」が同じレベル
- 「成果」は、遅れてきて、直線の伸びではなく、ある程度インプットすると、成果が出だす
- 何日か過ぎたころ、やっていることが疑問になる
- そんな時、阻害するような出来事が起きると、そこからサボりが始まる
新しい習慣をみにつけるには?
- 新しい習慣をみにつけるには少なくとも21日は必要というデータ
- 最初から、ガンガン行かずに、スロースタートで、最低限3週間続くように、取り組みを調整する
- 3週間続けば、あとは少しずつレベルを上げていくだけ!
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