出勤前のお天気確認、天気は当然のこととして、気温や降水確率をチェックしておけば万全…でしょうか?
気温が高いので、上着はいらないと思って出かけてみたら、夕方肌寒くて上着が欲しかった。
さほど気温が高くないので、上着を着ていったが、蒸し暑くて上着を脱いで持ち歩くはめになった。
こんなミステイクって、意外と多くないでしょうか?
大切なのは体感温度
ほとんどの人は、天気や気温は確実に気にすると思います。
また、通勤や通学、仕事などでも外を歩く距離が多い場合は、降水確率も確認して行動することでしょう。
しかし、体感温度を気にすることは、あまりないと思います。
前述の2つのミステイクは、体感温度(に関連するデータ)を気にしていないために起こってしまいました。
気温と体感温度の違い
まずは意味の確認をしましょう(出典:Weblio辞書)。
気温
大気の温度。地上の気温は,地表面から高さ1.25~2.0(通常1.5)メートルの所で,直射日光を避けて通風しながら測定する。
大辞林 第三版より
体感温度
人が感じる暑さ・寒さの温度感覚を数量的に表したもの。気温に風速・湿度・日射などの要素を組み合わせて算出する。
大辞林 第三版より
つまり、ザックリ言えば、直射日光を避けた大気の温度が気温で、逆に風や湿度、日射などの要素を加えて数量的に表したものが体感温度ということです。
この差が、前述のミステイクになっています。
体感温度を調べる
実際に体感温度を算出してみます。
体感温度 – 高精度計算サイト
https://keisan.casio.jp/exec/system/1257417058
ここでは、気温と湿度、風速の情報を入力します。
本日の条件で算出
- 気温:28℃
- 湿度:40 %
- 風速:5m/s
- 体感温度:20.6℃
もし、都心でビルなどにより、風がほとんど感じられないとしたら
- 気温:28℃
- 湿度:40 %
- 風速:0m/s
- 体感温度:24.6
更にアスファルトの照り返しなどが加われば、実際の体感温度は、もっと高く感じることでしょう。
サイトやアプリで簡単に調べる
tenki.jpでは、体感温度指数で確認できます。
体感温度と言っても場所や条件によってすごく変わることがあると思いますので、たぶんそのために体感温度「指数」ということで、表現しているのではないでしょうか?
体感温度指数は、気温だけでなく湿度や風の予想などを加味して計算した体感の指数です。
指数10は防寒着必須の寒さ、指数100では猛烈な暑さが予想されます。個人差があるため、あくまで目安とお考えください。
tenki.jpより
tenki.jpサイト
https://tenki.jp/indexes/self_temp/
tenki.jp 天気・地震など無料の天気予報アプリ
まとめ
出勤・外出前のお天気確認、体感温度も大切です。
気温と体感温度の違いをザックリ言えば、直射日光を避けた大気の温度が気温で、逆に風や湿度、日射などの要素を加えて数量的に表したものが体感温度ということです。
体感温度 – 高精度計算サイト
気温と湿度、風速の情報を入力し細かく算出できます。
ただし、アスファルトの照り返しなどが加われば、実際の体感温度はさらに高く感じることもあるでしょう。
tenki.jpサイトとアプリ
体感温度「指数」で確認します。
指数10は防寒着必須の寒さ、指数100では猛烈な暑さを予想。
アプリは、Google Play と App Store
気温と体感温度には差があり、あなたの活動テリトリーにおいては、実際にさらに差があるはずです。
その差を、的確に認識できるようになれば、より快適に過ごせるようになることでしょう。
コメント