フィッシング対策協議会では、「ゆうちょ銀行をかたるフィッシング(2024/02/07)」の報告を受けているとして注意を促しています。
2024/02/07 13:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。
また、類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
いきなりこのようなメールを送り付けるのは、普通のビジネスでは考えられないので、フィッシングだとすぐにわかると思います。
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
平素はゆうちょ銀行利用いただき、誠にありがとうございます。
当社では、犯罪収益移転防止法に基づき、 お取引を行う目的等を確認させていただいております。また、この度のご案内は、当社ご利用規約第9条1項7に基づくご依頼となります。
この度、当社セキュリティシステムが動作したところ、 お客様の口座に異常な取引が発覚しました、マネー・ローンダリングに関わる恐れがございますので、お取引について当行より至急で確認させていただきたいことがあり、ご連絡をさせていただきました。
ご回答
以下省略
金融関係によくあるマネロン対応のメール文章にさらに脅しの文言を追加した内容になっています。
なお、「ご回答」となっている部分は、フィッシングサイトへのリンクで下記の URL になっています。
https://●●●●.ru/●●●● など
公式サイトでの注意喚起
2024年02月07日 【緊急】ゆうちょ銀行を騙るフィッシングメールによる詐欺にご注意ください
https://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2023/news_id002023.html
ゆうちょ銀行のサイトで、注意喚起が目立つように表記されているのか確認してみました。
PCサイトのトップページではメニューのスグ下に赤枠で目立つように、上記の注意喚起がありました。
なんらかの気になるメールを受信してしまったら、以前に自分で保存したブックマークなどから直接上記サイトにアクセスして確認できそうです。
メールの内容が気になる場合
サービス名や特徴的な文言でネット検索すれば、詐欺情報が出てくるかと思います。
万一、フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メール記載のリンクからアクセスせずに、以前自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
まとめ
ゆうちょ銀行をかたる詐欺メールに注意
このフィッシングメールについて
メールタイトルからフィッシング臭が漂ってきていますので、メールを受信して気にするかたは少ないと思います。
それでもメールの内容が気になる場合
ネットで検索してみましょう。
詐欺情報がみつからなくアクセスして確認する必要を感じてしまったら、以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
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