Feren OS は、Ubuntu がベースになっている英国の Linux ディストリビューションです。
今回は少し時間がたってしまいましたが、Feren OS 2022.04 についてインストールから日本語入力までの確認を行ないたいと思います。
なお、デスクトップ環境は KDE Plasma です。
Feren OS 2022.04 のデスクトップ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.6.1.32)にて起動・メニューなどの操作と、文字入力のパフォーマンス確認を行いました。
なお、メモリの割当は 2GB に設定しています。
Feren OS 2022.04 について
今回インストールで使用したのは、「Feren-OS-standarddt.iso」ファイル(Feren OS 2022.04)になります。
システム要件
- CPU:64 ビットアーキテクチャ
- メモリ:1〜2GB(快適な使用のために 4GB を推奨)
- 必要ディスク容量:20GB 以上(50GB 以上を推奨)
- 解像度:1024×768 以上
- その他:インターネットアクセス、USB ポートまたは DVD/CD ドライブ
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://ferenos.weebly.com/get-feren-os.html
sourceforge.net よりダウンロード(上記ページよりリンク)になります。
インストール
本来はインストール用の USB メモリなどを作成し、そこから起動・インストールしますが、ここでは VirtualBox でインストールした手順の流れを GIF アニメ化しています。
※ここでのインストールは、パソコン搭載のハードディスクを初期化する方法になりますので、実際に試される方はご注意ください。
再起動後のセットアップ
インストールが終了し再起動を行うと、自動的にセットアップ画面が立ち上がりますので、手順の流れを GIF アニメ化しました。
セットアップ後
セットアップ終了後、パネルからスタートするメインのメニュー画面において、表示がほんの一部しか日本語化していませんでした。
そこで、下部のパネルにあるアップデートマネージャとシステムメンテナンスのアイコンから両方実行しました。
システムメンテナンスはウインドウを開くと「Install the Language Packs」とありましたので、そのままインストールしました。
処理が終わったので、再起動したらメインのメニュー等の日本語表示が増えていました。
日本語入力について
セットアップ後の再起動が済んだ段階で、すでに日本語入力が可能でした。
日本語パックが不十分だったので、その後やりなおしたら LibreOffice Writer も日本語表示になっていました。
まとめ
Feren OS 2022.04 のインストール
使用したのは「Feren-OS-standarddt.iso」(Feren OS 2022.04)ファイルです。
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページより
インストールから日本語入力について
インストールとセットアップは簡単に終了しますが、日本語のパッケージが不足しているようで別途対処が必要でした。
日本語入力については、特に設定の必要はありませんでした。
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