フィッシング対策協議会では、「ローソン銀行をかたるフィッシング(2021/08/13)」が発生として注意を促しています。
2021/08/13 9:00 現在において、フィッシングサイトの停止を確認しているそうです。
なお、今後類似のサイトが公開される可能性に注意とのことです。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
くどすぎる言い回しと、どこの誰から送られたメールなのか、送り主メールアドレスからしかわからないようなビジネス関係のメールは、基本無視という対応で問題ないと思います。
さらに、このメールはカードとありますので、問題外ですね。
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
いつも弊社カードをご利用いただきありがとうございます。
昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。
あなたのIDとパスワードで第三者がログインした形跡が見つかったため
ログイン一時停止を行いました。ログインするにはパスワードの再設定を行って下さい
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
以下省略
不思議ですよね……なぜ第三者がアクセスしたと言い切れるのでしょうか?
まあ、他人の書いた詐欺メールをコピーして、適当にアレンジし再利用していると思われますので、内容がおかしいのは当然ですね。
この文面でお馴染みの「句点」の無い文があるのもいつものことです。
公式サイトの注意喚起
ローソン銀行を騙ったメール、SMSにご注意ください
https://www.lawsonbank.jp/emergency/pdf/20210812_01_news.pdf
メールの内容が気になる場合
今回のメールが気になって仕方がないという方はあまりいないと思います。
しかし、気になる方はネットで検索してみましょう。
万一、フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メール記載のリンクからアクセスせずに、自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
全ての公式サイトというわけではありませんが、ローソン銀行のトップページの冒頭には「ローソン銀行を騙ったメール、SMSにご注意ください」(前述のページ)との表記がありましたので、気になった人がいた場合でも公式サイトのトップページからアクセスしたら、最初に詐欺メールかと気がつくのではと思われます。
まとめ
ローソン銀行をかたる詐欺メールに注意
このフィッシングメールについて
くどすぎる言い回しな上、タイトルからして「誰」からという感じで、ビジネスメールとしてどうかと思われます。
メールの内容が気になる場合
まずはネット検索してみましょう。
詐欺情報がすぐにみつかると思いますが、みつからなくアクセスして確認する必要を感じたら、以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
コメント