犬を飼いたい…ペットショップへ行く前に譲渡を考えて!

都市部においては、犬を飼いたいと思った時にペットショップに足を運ぶのが一般的かと思います。

多くはショッピングセンター内にあるので、普段からフラっと立ち寄ったりでき、そのまま見ているうちに購入してしまうケースも多いのではないでしょうか?

そうなると、犬を飼うための知識や心構えが足りなくて、後々問題になることもあります。

犬の虐待ならないために…飼う前に考える5条件!
最近話題になっている犬の虐待。知識の不足や、想像力の欠如が問題では?飼う(買う)前に考える次のポイント。散歩やトイレの面倒は当然、見た目だけで犬種を選ばない、意外とかかるお金、自分や家族にアレルギーが出ることも考える、子犬も十数年生きて老犬となる。
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ペットショップでなくても譲渡がある

ペットショップで、好きな子犬を選んで購入という方法は簡単ですが、「譲渡」という選択肢もあります。

 

譲渡とは

動物愛護相談センターや、ボランティア団体が保護している動物を、譲り受けることができます。

 

はじめて犬を飼うなら

子犬から飼いたいという希望もあるかとは思いますが、犬をはじめて飼う場合は、譲渡の方が良いこともあります。

人間で考えると簡単ですよね。

たとえば、いままで子育ての経験が無い場合、ある程度の年齢の子供を預かって育てるのと、赤ちゃんから育てるのでは、どちらのほうが育てやすいかと同じです。

 

譲渡のメリット

  • ほとんどが成犬のため、体の大きさが大きく変わってしまうことがありませんので、こんなはずじゃなかったということはなくなります。
    因みに、大型犬の子犬の場合は、一週間で一回り大きくなりますので、少しみないと別の犬に見えたりします。
  • 以前の飼い主からの情報や、保護されている間に性格がある程度わかるので、自分にあった犬を探すことができます。
  • 子犬ならではの問題(歯の生え変わりで、痒くて家具をボロボロにするなど)や初期の集中的な予防接種の手間などがなく、色々な面での負担が少なくなります。

 

譲渡には条件もある

譲渡に関する条件は、それぞれのボランティア団体などにより異なるため、前もって確認しておきましょう。

因みに、東京都動物愛護相談センターで、譲渡を受けるための条件は以下のとおりです。

条件の内容をみると、こんなにあるのかと思う方もいるかとは思いますが、犬を飼うにはそれなりの責任が必要になります。

  • 原則、都内にお住まいで20歳以上60歳以下の方
  • 現在、犬や猫を飼育していない方
  • 家族に動物に対するアレルギーを持っている方がいない方
  • 飼うことを家族全員が賛成している方
  • 最期まで責任を持って飼い続けることができる方
  • 経済的、時間的に余裕がある方
  • 動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる方
  • 集合住宅・賃貸住宅の場合は、規約等で動物の飼育が許されている方
  • 当センター主催の譲渡事前講習会を受講している方

東京都動物愛護相談センターホームページより

 

譲渡会について

全国の譲渡会などに関する情報をさがすことができます。

環境省 譲渡会等のお知らせ

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/shuyo/info.html

 

まとめ

犬を飼うなら譲渡という選択肢もある

譲渡とは、動物愛護相談センターや、ボランティア団体が保護している動物を、譲り受けることです。

譲渡のメリットをみてみる
  • ほとんどが成犬のため、体の大きさがあまり変わりません。
  • 性格がある程度わかるので、自分にあった犬を探しやすくなります。
  • 子犬ならではの問題などがなく、色々な面での負担が少なくなります。
譲渡には条件がついてくる

譲渡に関する条件は、それぞれのボランティア団体などにより異なるため、前もって確認しておきましょう。

譲渡会について

環境省のサイトより全国の情報が調べられます。

興味を持ったら、色々みることができますし、保護されている犬を掲載している団体等のサイトへのリンクもあります。

 

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